爆笑問題・太田光が「高市総理誕生」や「テレビの覚悟」を語る 『芸人人語』第4弾が発売
爆笑問題・太田光による「一冊の本」の人気連載、「芸人人語」をまとめた単行本『芸人人語 テレビは終わってしまうのか・高市総理誕生・ピカソ芸は文字に限る!編』(朝日新聞出版)が2026年1月20日(火)に発売される。
「芸人人語」は、朝日新聞出版のPR誌「一冊の本」で連載している太田光の人気連載。「石破首相と日本国憲法」「ガザとオリンピック」「テレビの覚悟」から「旧統一教会問題」「長嶋茂雄と日本人」「高市総理誕生」まで、話題となった出来事を取り上げ、「笑い」「テレビ」「人権」「国際秩序」「戦後」について様々な角度から記したコラム集。「ピカソ芸」炸裂の渾身の20編となっている。
今回の単行本第4弾も、「戦争」「憲法」「人権」「政治」「メディア」など、激動の世界と日本とテレビについて、太田光がマジメに本気で論じる、珠玉の言葉にあふれた一冊。
人間とは、「醜さ」と「美しさ」が同居している生き物だ。誰もが人の失敗を見て笑う。同時に、自分も同じ失敗をすると共感し、同情もする。一瞬で同じ感情を味わっている。老いも醜さも、指摘し合って笑い合う。(「一 失われた何か」より)
若手はいいテレビを作っている。上の世代は、覚悟して、ちゃんとけじめをつけるべきだと思う。自分達が何を見逃し、何を見失ったのか。じっくり向き合って責任を取るべきだと思う。若い世代を置き去りにするべきじゃない。「楽しくなければテレビじゃない」。そう言い出したんだから。(「十 テレビと人権」より)
私は毎日人を傷つけて生きてきた。おそらく生まれてから、六〇になろうとする現在まで、態度で、言葉で、文章で、今も、これからも、人を傷つけないで生きる方法を私は知らないし、実行出来ない。(「十一 テレビの覚悟」より)
人間とは、本当に不器用な生き物だ。おそらくこの世界には、こういう不器用で、小さな、誤解し合う人間達がたくさんいる。(「十三 解散命令と、赤毛のアン」より)
もくじ
一 失われた何か /二 交渉 /三 都知事選 /四 一〇〇年の森 /五 平和の祭典と式典とアメリカとロシア /六 ビジネスと人権 /七 衆議院選挙 /八 総理と憲法 /九 国際秩序 /十 テレビと人権 /十一 テレビの覚悟 /十二 トランプ大統領とウクライナ /十三 解散命令と、赤毛のアン /十四 地下鉄サリン事件から三〇年 /十五 長嶋茂雄と日本人 /十六 トランプ大統領と原爆 /十七 二〇二五年・参院選 /十八 トランプそして9・11 /十九 人権の軍民両用 /二十 高市新総理と立花孝志とオールドメディア
■書誌情報
『芸人人語 テレビは終わってしまうのか・高市総理誕生・ピカソ芸は文字に限る!編』
著者:太田光
価格:1,760円(税込)
発売日:2026年1月20日
出版社:朝日新聞出版