創作した物語を“より面白くブラッシュアップする”方法 『シナリオ・センター式 物語のみがき方』
新井一樹による『シナリオ・センター式 物語のみがき方』が2025年10月18日(土)に日本実業出版社より発売される。
ロングセラー『シナリオ・センター式 物語のつくり方』に続く第2弾で、創作した物語を“より面白くブラッシュアップする”ための具体的な技法を解説した内容となっている。
本書は、シナリオ・センターの創設者・新井一が、6323本の初心者のシナリオを分析した結果と、評判になった作品のよいところの統計をもとに体系化した「シナリオ診断学」を使った、物語をもっと面白くみがき上げる方法を解説。「シナリオ診断学」を基盤に、観客や読者の心を動かす“エンタメ化への地図”を公開。物語全体を客観的に診断する「はじめの棚おろし」、キャラクターの一貫性を守る「人物関係図」、テーマを伝えるための「構成紐づけシート」など、作品の“のびしろ”を見極めるためのメソッドを豊富に収録している。
同センターはこれまでに直木賞作家、ミリオンセラー作家、人気ドラマ脚本家、映画監督、プロデューサーなど700人以上のプロを輩出。テレビ連続ドラマの約7割が卒業生による脚本という圧倒的実績を誇る。本書は、作家・脚本家志望者はもちろん、編集者やプロデューサーなど、物語づくりに携わるすべての人に役立つ内容となっている。
創作に直接関わらない読者にとっても、作品をより深く鑑賞するための“読み解きの手引き”として楽しめる構成。映画、小説、漫画、アニメ、ゲームシナリオ、自分史やエッセイまで応用可能な“物語の再構築術”を、ロジックと経験の両面から丁寧に説く。「はじめの棚おろし」「エンタメ化への地図」「心を動かす構成バランス」「構成紐づけシート」など、推敲のためのオリジナルメソッドが満載。物語を「書く人」も「読む人」も、創作の本質に立ち返らせてくれる一冊となっている。
■書誌情報
『シナリオ・センター式 物語のみがき方』
著者:新井一樹
価格:1,980円(税込)
発売日:2025年10月18日
出版社:日本実業出版社