『姫様“拷問”の時間です』6年の連載に幕 作者・アニメキャラデザスタッフらが万感のイラスト投稿

 「少年ジャンプ+」(集英社)で2019年4月から連載され、2024年1月にアニメ化を果たした漫画『姫様“拷問”の時間です』。2025年8月19日配信の最終話をもって約6年の歴史に幕を下ろした。


 完結にあわせて、原作者の春原ロビンソンや作画を担当するひらけいなどがSNSを更新。その内容が話題を呼んでいる。

 本作は魔王軍に囚われた国王軍の王女・姫様が、魔王軍から“拷問”を受けるという物語。しかし“拷問”は暴力的なものではなく、たこ焼きや深夜のラーメンといった美味しそうな食べ物、楽し気なゲームや可愛らしい動物たちなど、ほのぼのとしたものばかり。様々な誘惑の前に姫は王国の秘密を守ることができるのかーー。

 最終話公開の直後、作画を担当したひらけいは自身のXを更新。「ありがとうございました! アニメ2期もよろしくお願いします!」というコメントと共に、姫様が笑顔を浮かべながら手を挙げるイラストを投稿した。投稿には「お疲れさまでした」「楽しい時間をありがとうございました!」といった感謝のコメントが寄せられている。


 一方、原作者の春原ロビンソンはYouTubeで動画を公開。動画のタイトルは「
連載が終わったので原作担当が後書き的に感謝や感想をのべるやつ」。6年4カ月にわたる連載のなかで「総話数282話/総ページ数3102ページ」描いたことを振り返りつつ、読者への感謝の言葉を述べている。また連載終了や最終話の裏話についてもユーモラスに語られた。

 アニメの公式Xではキャラクターデザインを手掛けた河野敏弥による完結記念イラストも公開。ねぎらいとお祝いの気持ちが添えられた姫様のイラストに対し、原作者・春原ロビンソンは「かわい~!」とコメントを寄せた。


 原作漫画の連載は終了したが、アニメ第2期の放送が2026年1月に予定されている。アニメや単行本の描き下ろし漫画など、やさしさに満ちた“拷問”の日々はもう少し続いていく。


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