『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞受賞の町田そのこ、最新長編『蛍たちの祈り』刊行へ

 町田そのこ『蛍たちの祈り』(東京創元社)が7月22日に発売された。

 本作は『52ヘルツのクジラたち』『月とアマリリス』の作者であり、本屋大賞受賞作家・町田そのこの最新長編。

 蛍祭りの夜、中学三年生だった幸恵と隆之は、お互いの秘密を共有する関係となった。十五年後、同じ場所で偶然の再会をきっかけに、ふたりとその周囲の人生が大きく動き出す……。

■著者プロフィール
町田そのこ(まちだ・そのこ)
1980年福岡県生まれ。2016年「カメルーンの青い魚」で第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。翌年、同作を収録した作品集 『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。21年『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞。25年『ドヴォルザークに染まるころ』 で第46回吉川英治文学新人賞候補となる。主な著書に『うつくしが丘の不幸の家』、『わたしの知る花』、〈コンビニ兄弟〉シリーズ、『月とアマリリス』などがある。

■書誌情報
『蛍たちの祈り』
著者:町田そのこ
価格:1,980円(税込)
発売日:2025年7月22日
出版社:東京創元社

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