【漫画】寝てもとれない疲れ、必要なのは「攻めの休養」? 『寝てもとれない疲れが消える マンガでわかる休養学』
片野秀樹『寝てもとれない疲れが消える マンガでわかる休養学 最高のパフォーマンスを生む休み方』(KADOKAWA)が7月2日に発売された。
本書は現代社会が抱えている疲れの正体を明かし、著者が提唱する休み方で仕事のパフォーマンスアップを目指す1冊。
現代社会の疲れにはさまざまな要因があり、フィジカルなものだけでなく、メンタルも関係しているそう。本書はそれらの要因を「ストレッサー」と呼び、どうして疲労につながるのかを解説。
また休み方には7つのタイプがあり、実は寝るだけでなく、運動をしたり、趣味に力を入れたり、友だちに会ったりなど、「攻めの休養」が重要とのこと。休み方にも選択肢があるため、自分に合った休み方を見つけられるようになっている。
移動時間も仕事、休憩時間でも気になって仕事の連絡をチェック、休みの日も仕事が気になってメールをチェック。タイパ、スピード感が求められる余白のない現代社会にアプローチした、新しい休養の考え方を本書は提唱している。そんな内容を紙面ではマンガで解説するため、忙しい人も読みやすい1冊だ。
■著者略歴
片野秀樹(かたの ひでき)
博士(医学)。一般社団法人日本リカバリー協会代表理事。株式会社ベネクス執行役員。東海大学大学院医学研究科、東海大学健康科学部・医学部研究員、日本体育大学体育学部研究員、特定国立研究開発法人理化学研究所客員研究員を経て、現在は一般財団法人博慈会老人病研究所客員研究員、一般社団法人日本未病総合研究所未病公認講師で休養学を指導。日本リカバリー協会では休養士の教育や養成など、休養に関する問題や理解度を高める講義を行い、リテラシー向上を目指して啓発活動に取り組んでいる。著書に『休養学』(東洋経済新報社)などがある。
■書誌情報
『寝てもとれない疲れが消える マンガでわかる休養学 最高のパフォーマンスを生む休み方』
著者:片野秀樹
価格:1,870円(税込)
発売日:2025年7月2日
出版社:KADOKAWA