元ジャニーズ事務所社長・藤島ジュリー景子、「嵐」に対する胸の内を明かす『ラストインタビュー』
早見和真『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』(新潮社)が7月18日に刊行される。
本作は小説家の早見和真が、元ジャニーズ事務所代表取締役社長・藤島ジュリー景子に計47時間のロングインタビューを行い、旧ジャニーズ事務所の内情と彼女自身の半生を明かす肉声を記した1冊。
早見は2025年本屋大賞第2位の『アルプス席の母』、山本周五郎賞受賞作『ザ・ロイヤルファミリー』、50万部突破のミステリー『イノセント・デイズ』、シリーズ累計45万部突破の『店長がバカすぎて』等、ジャンルを超越して活躍する小説家。
藤島は人気グループ「嵐」や「TOKIO」をはじめ、数多くのタレントをプロデューサーとして手がけた人物だ。
発売に先駆けて本書が刊行されるに至った経緯を記した本文冒頭の約50ページが、新潮社コーポレートサイト内で先行公開されている。
■ 著者・早見和真コメント
旧ジャニーズ事務所の性加害問題で批判を一身に浴びた、藤島ジュリー景子とはどんな人物なのか? 叔父・ジャニー喜多川との、母・メリー喜多川との関係は? 当時の所属タレントに何を感じているのか? 二人三脚で歩んできた「嵐」に対する思いとは? 何よりも一連の「出来事」を彼女はどう捉えているのか──。
これまで語られてこなかった事実を、ファンや読者に伝えられるのではないか。それが今回、40時間を超えるインタビューに臨んだ一番の理由です。
ジュリー氏一人の声だけを記すという行為には恐怖心がつきまといました。それでも、この本には間違いなく彼女の目に映っていたものが、過去と未来が、そして贖罪への思いが記されています。
読者のみなさまに、等身大の彼女が、その息遣いが伝わることを願っています。
■書誌情報
『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』
著者:早見和真
価格:1,980円(税込)
発売日:2025年7月18日
出版社:新潮社