イラストレーター・冨田マリーによる、日常イラストエッセイ『世界のすきまで踊ってる』に注目
イラストレーター・冨田マリーによる、日常イラストエッセイ『世界のすきまで踊ってる』(MdN)が発売された。
日々生きていく上で悩みはつきない。家族になること、友情を続けていくこと、仕事での失敗、夢を叶えるための努力など……。そんなどうしようもない現実(リアル)を、想像力を使ってほんの少しフィクション化してみる。すると、同じできごとでも捉え方が変わって、前よりも気持ちが楽になったり、上向いたり。本書を読んですぐに人生が大きく変わるような効果はないけれど、きっと楽しく生きていくための力になる。1つずつ絵と短い文のセットになっているので、「本を読むのは好きだけど、疲れてしまって長文を読む元気がない…」という人にもおすすめだ。
〈こんな方にオススメ〉
・芸術的、文化的なものが好きでデザフェスや紙博などのイベントに行く
・大学や仕事のために地元を離れて一人暮らしをしており、時々ちょっと寂しくなる
・社会人になって数年経ったけれど、自分の将来が想像しきれずもやもや
・リモートワーク中心の職場で人と交流する機会があまりなく、ほんのり孤独を感じる
・環境的に一人で子育てに励んでおり、社会からも家族からも浮いたような気持ち
仕様
冨田マリー 著
定価1,430円(本体1,300円+税10%)
四六変型判/144ページ
ISBN 978-4-295-20742-9