【2025.2.4 週間漫画ランキング】アニメ化の期待大『東京エイリアンズ』 ヘソだしルックで割れた腹筋を持つ美女が登場
2月4日付け週間漫画ランキング
1.転生したらスライムだった件(28)/川上泰樹・伏瀬ほか/講談社
2.おひとり様には慣れましたので。 婚約者放置中!(2)/晴田巡・荒瀬ヤヒロ/一迅社
3.転生したらスライムだった件(28) 特装版/川上泰樹・伏瀬ほか/講談社
4.東京エイリアンズ(10)/NAOE/スクウェア・エニックス
5.スーパーの裏でヤニ吸うふたり(6)/地主/スクウェア・エニックス
6.空母いぶき GREAT GAME(15)/かわぐちかいじ・八木勝大ほか/小学館
7.傷モノの花嫁(6)/友麻碧・藤丸豆ノ介/講談社
8.転生したらスライムだった件 異聞 ~魔国暮らしのトリニティ~(11)/戸野タエ・伏瀬ほか/講談社
9.スーパーの裏でヤニ吸うふたり(6) 特装版/地主/スクウェア・エニックス
10.転生したらスライムだった件 クレイマンREVENGE(6)/カジカ航・伏瀬ほか/講談社
2月4日付け日販調べ週間漫画ランキングからは、2015年にアニメ化もされ人気を博した『青春×機関銃』のNAOE最新作『東京エイリアンズ』(スクウェア・エニックス)をピックアップ。
秘密裏にエイリアンとの交流が行われている世の中で、何気ない顔で日常に潜みながら地球人に対して敵対意識をもつエイリアンとの大規模なバトルが繰り広げられるSF作品だ。警察の組織下でありながら、一部しか存在が知られていないAMOという組織に、亡き父を追って入隊する、人懐っこい性格の郡司 晃(ぐんじ あきら)と、高身長・成績優秀・運動神経抜群と超ハイスペックイケメン・天空橋 翔(てんくうばし しょう)のバディを筆頭に、個性的なキャラクターが集まっている。
本作の魅力は、『怪獣8号』のように大規模ではなく、あくまで日常の中で人知れず戦うという世界観や、1巻から散りばめられている謎が紐解かれていく様子など、巧妙に練られた設定が挙げられるだろう。さらに、SFである本作では空間いっぱいを使ったダイナミックな戦闘シーンが描かれており、リアルな世界を舞台としていた前作『青春×機関銃』から画力・表現力共にさらなる磨きがかかっていることが伺える。
最新10巻では闇オークション編がクライマックスへ。AMOトップ・雨宮零士の貴重な戦闘シーンが描かれるほか、晃と翔の関係性の変化を感じさせる描写も。続く萌中もな編では、ワパワパ星の女王・ニーナがボブヘアーにヘソだしルック、割れた腹筋とスタイリッシュなビジュアルで登場。単なる悪役とのバトルとはならず、撫子ライカ・リリカ編の感動が蘇る展開に期待したい。
本作は推し活に勤しむファンも多く、「天空橋くん確保ぉぉぉぉぉ!!!!!!」や「ビジュ好みの人多くて頭抱えた」といった読者のテンション高めな投稿が多々見受けられ、数々のファンを悩殺している。
また、子育てしながら漫画家として活動しているNAOE氏の、生活感とユーモア溢れるSNS投稿も人気の理由の一つだ。漫画を絵本と思っている娘に、自分の漫画作品を伝えられなかったことや、娘からお弁当の感謝を伝えられ、尊すぎて灰になったと報告した投稿など、ファンはNAOE氏の子煩悩っぷりを暖かく見守っている。
単行本の巻数は二桁に突入し、累計発行部数は200万部を突破した。未だ発表はされていないものの、今後のアニメ化にも期待できる見逃せない作品だ。