精神科医で翻訳家・阿部大樹、約1年間の育児日記『now loading』が話題 

 精神科医で翻訳家の阿部大樹による著書『now loading』が発売され、話題となっている。

本書は、自身の子どもと過ごした約1年間を記録した、精神科医で翻訳家、最注目の著者による初の育児日記。子育てと仕事の中で見た、子供の記憶・言語・対人関係の変化やその合間をぬって行う翻訳・研究・読書。初めて言葉を発してから初めて嘘をつくまで、子どもの成長と親の気づきの瞬間を、父親の視点でみずみずしく綴った、親子のはじまりの記録だ。

 著者の阿部大樹は、1990年新潟県生まれの精神科医。著書に『Forget it Not』(作品社)、『翻訳目?』(雷鳥社)。訳書にジュディス・L・ハーマン『心的外傷と回復 増補新版』(共訳)『真実と修復』(共にみすず書房)などがある。

■著者プロフィール

阿部大樹(あべ・だいじゅ)
1990年新潟県生まれ。精神科医。著書に『Forget it Not』(作品社)、『翻訳目?』(雷鳥社)。訳書にジュディス・L・ハーマン『心的外傷と回復 増補新版』(共訳)『真実と修復』(共にみすず書房)、H・S・サリヴァン『精神病理学私記』(共訳、日本評論社)『個性という幻想』(講談社学術文庫)、ルース・ベネディクト『レイシズム』(講談社学術文庫)、ヘレン・S・ペリー『ヒッピーのはじまり』(作品社)、ジェイムズ・スティーヴンズ『月かげ』(河出書房新社)がある。

■書籍概要

『now loading』

著者:阿部大樹
造本:四六判並製
頁数:172頁
価格:2,000円(税別)
出版社:作品社
発売:2024年12月13日

■イベント予定

・1/24(金)19:00~  @代官山蔦屋書店 (オンライン配信あり)
阿部大樹×古田徹也(東京大学准教授)×柴山浩紀氏(筑摩書房編集者)
トークイベント「子どもと言語のはじまり」
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/44487-1709281209.html

・2/15(土)19:00~  @本屋B&B (オンライン配信あり)
阿部大樹×たられば(編集者)
トークイベント「日記と随筆とSNSと精神科医と犬」
https://bb250215a.peatix.com/

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