大森靖子×漫画家イララモモイ対談「恋」と「音楽」人気漫画『付き合えなくていいのに』の魅力

■気分転換には登山が最適!?

――お二人は、創作活動の合間に気分転換をされることはありますか。

大森:私は登山が趣味なのですが、ひとつの山を登って降りるだけでいろいろな出来事があるのです。人生のクライマックスみたいな出来事が起きます。軽い山でも死にかけたりしますし。

イララ:私は週に2~3回はカフェに行ったり、友人と居酒屋に出かけたりしています。漫画づくりに詰まることがあったら、登山に行ってみようかな(笑)。

大森:山の上ではちょっとした天気で風景が真逆に変わるんですよ。ちょっと曇っているだけで地獄絵図になったりしますが、その感じの方がきれいだったりする。私はそういう風景がきれいだと思える人と友達になりたい。

――ありがとうございました。最後に、お二人の今後の活動の予定を伺いたいです。

大森:ちょうど現在、ツアーの待っただ中です。今回、私のキャラソンを作り、巫女の格好をしてみんなのお祓いをしています。ぜひ、ツアーに足を運んでみてください。

イララ:11月19日に『付き合えなくていいのに』の単行本が出ました。私にとって初めての紙の単行本なので、買っていただければ嬉しいです。実写のショートドラマも11月18日から公開開始したので、漫画との違いや共通点を見比べながら、両方の魅力を楽しんでいただければと思います。来年は新連載もはじまります。今日は、大森さんにお会いできて、本当に言葉で表現できないくらい幸せです。

大森:今回の対談で、イララさんがかわいい人だとわかったのが良かったです! 私は本当に全ての漫画家さんのことを尊敬しているんです。音楽やってる人より本当にすごいと思う。だからイララさんが描く漫画や新連載を今後も期待していますね。

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