【2024.10.8 週間漫画ランキング】『呪術廻戦』最新28巻が貫禄の初登場1位 『アオアシ』新刊のプレゼント企画にも注目

 2024年は『週刊少年ジャンプ』から『僕のヒーローアカデミア』に続き、大人気作品『呪術廻戦』が完結を迎えた。続きが読めない寂しさを感じるものの、素晴らしい作品を生み出してくれたことに感謝している読み手も多いのではないだろうか。

 そんな本作の最新刊、芥見下々による『呪術廻戦』28巻(集英社)が10月8日付けの日販調べ週間漫画ランキングで初登場1位を獲得した。SNSには本作の完結を受けて、多くの読者がイラストと共に感謝を綴ったメッセージが投稿されている。とはいえ、その悲しみは大きく、しばらくは「呪術廻戦ロス」が続きそうだ。

1.呪術廻戦(28)/芥見下々/集英社
2.アオアシ(37)/小林有吾/小学館
3.薬屋のひとりごと(14)/日向夏・ねこクラゲほか/スクウェア・エニックス
4.カグラバチ(4)/外薗健/集英社
5.キングダム(73)/原泰久/集英社
6.アオのハコ(17)/三浦糀/集英社
7.どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます(4)/セレン
・碧貴子ほか/一迅社
8.空母いぶき GREAT GAME(14)/かわぐちかいじ・八木勝大ほか/小学館
9.怪獣8号 side B(2)/肥田野健太郎・松本直也ほか/集英社
10.SPY×FAMILY(14)/遠藤達哉/集英社

 続く2位には同じく初登場の、小林有吾による『アオアシ』37巻(小学館)。本巻では、好きな番号と名前を入れられる、オリジナルのエスペリオンユニフォームが当たるプレゼント企画を開催している。

 さらに、中野製薬商品「ナカノ スタイリング タント」とのコラボ商品が10月1日より発売。本作の主人公・葦人(あしと)が天然パーマをヘアセットしているイラストは、近頃の本編ではみられない柔らかな表情だ。様々なメディアミックスによる本作の成長が楽しみでならない。

 3位には先週1位にランクインした、日向夏・ねこクラゲらによる『薬屋のひとりごと』14巻(スクウェア・エニックス)。11月15日から本作の世界を体感できるイベント「『薬屋のひとりごと』特別任務!猫猫とゆるり王都探索」が東京アニメセンターにて開催される。

 イベント内では、ボイスラリーによる謎解きや、TVアニメ1期を振り返ることができる展示もある模様だ。2025年に放送されるアニメ2期をより楽しむために、多くのファンが足を運ぶことだろう。

 4位には、「次にくるマンガ大賞2024』のコミックス部門で1位を獲得した、外薗健の『カグラバチ』4巻(集英社)が初登場ランクイン。連載当初から国内外で注目を集め、本ランキングにも常連となった本作の今後には期待せずにいられない。

 6位は初登場の、三浦糀による『アオのハコ』17巻(集英社)。10月3日から連続2クールのアニメ放送が始まり注目を集めている本作は、2024年9月時点で500万部を突破している。話題沸騰中の青春ラブストーリーには、きゅんきゅんする人が続出することだろう。

 7位も同じく初登場となる、セレン・碧貴子らによる『どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます』4巻(一迅社)。本作は電子書籍レンタルサイト「Renta!」の2024年上半期の売上ランキング少女漫画部門にて1位を獲得した新進気鋭のラブロマンス作品だ。甘い恋愛を求めている人は手にとってみてはいかがだろうか。

 8位も初登場の、かわぐちかいじ・八木勝大らによる『空母いぶき GREAT GAME』14巻(小学館)。全世界が見守る中、「ディオサ2」号はあえて単独でのベーリング海峡突破を試みる。緊迫した展開は手に汗握る。

 9位には、2024年にアニメ放送され大きな話題を呼んだ『怪獣8号』のスピンオフ作品、肥田野健太郎・松本直也らによる『怪獣8号 side B』2巻(集英社)がランクイン。各キャラクターの裏話を描いた本作は、本編をより面白くさせるスパイス的な存在だ。

※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/

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