『ブルーロック』アニメ2期放送迫る “青い監獄”の存亡を賭けたビッグマッチ、糸師兄弟の争いなど見所を徹底解説

 全世界累計発行部数4000万部を誇る超絶デスバトルサッカー漫画『ブルーロック』(原作:金城宗幸/漫画:ノ村優介)。「青い監獄」と呼ばれる特殊施設に集められた総勢300人のFWたちが世界一のストライカーの座をかけ、負ければ即脱落のサバイバルを繰り広げる。

 そんな“史上最もイカれたサッカー漫画”と称される本作品待望のアニメ第2期が2024年10月5日に放送されると発表された。アニメ2期のタイトルは「ブルーロック VS. U-20 JAPAN」。オープニング主題歌は1期に続きUNISON SQUARE GARDENが担当することも決まっており、ファンの期待感が高まっている。

 そこで本記事では、アニメ2期でのブルーロック選抜とU-20日本代表との世紀の1戦について、原作でも多くの反響を集めていた注目ポイントについて触れていきたい。

青い監獄は日本サッカー界を揺るがす存在となるか?

 日本フットボール連合の圧力により存亡の危機に瀕したブルーロックプロジェクトの創始者、絵心甚八。彼がぶち上げたのはブルーロックの実力を世に知らしめる為の世紀の一戦の提案だった。負ければ終わり、即解散のデスマッチ。新世代世界11傑にも選ばれた日本の至宝、糸師冴を加えたU-20日本代表との対戦カードが組まれたブルーロックの面々。青い監獄でのサバイバルを潜り抜けて生き残った35名の選手達がどう立ち向かうのかが見所だ。

 アニメ初登場となるU-20日本代表の面々にも個性的な顔がズラリと並ぶが、中でも目を引く存在がU-20日本代表キャプテン、オリヴァ・愛空(あいく)だ。

 オッドアイと呼ばれる左右で異なる色の瞳が印象的な愛空。190cmの長身に、瞬時に相手のプレーを予測し危険なポイントを潰す空間認識力と屈強なフィジカルを兼ね備えた万能型DFだ。ブルーロック選抜が勝利を掴む上で乗り越えなければならない壁、オリヴァ・愛空の牙城をどう崩すのかが試合の重要なポイントとなるだろう。

日本中を巻き込んだ兄弟喧嘩

 さらにはピッチ上で展開される、あの兄弟の因縁も見逃せない。ブルーロック選抜のエース、糸師凛とU-20日本代表を率いる凛の兄、糸師冴との日本トップの舞台で巻き起こる兄弟喧嘩にも大きなドラマがある。

 世界1のストライカーを目指す為に欧州の舞台に旅立った、凛にとって幼い頃からの憧れの存在だった兄。ビッグクラブ「レ・アール」の下部組織での経験を得て、世界1のストライカーの座を諦め世界1のMFを目指すことに方向転換したことを冴から告げられ、兄弟が過去に交わした夢を踏みにじられたことに憤った凛。

 まるで1つ1つのプレーを通して対話しているかのような2人の天才プレーヤー。日本サッカー界の未来を間違いなく背負うであろう2人の姿に触発され、その熱がピッチに立つ他の選手達にも伝播していく。ビッグマッチの名に相応しい熱い攻防をアニメーションで見られることにワクワクが止まらない。

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