【重版情報】平安貴族や戦国武将は狐をどう見たのかーー『【改訂新版】狐の日本史─古代・中世びとの祈りと呪術』が3刷へ

 藤原氏や足利将軍家、戦国武将など古代・中世人と狐との関係を丹念に解き明かす『【改訂新版】狐の日本史─古代・中世びとの祈りと呪術』(戎光祥出版)の3刷重版が決定した。

 キツネに翻弄される、平安貴族・足利将軍・戦国大名たち。 霊力をもち、ダキニ天や稲荷などと習合することで、徐々に信仰の対象となっていった狐。 人びとはなにに期待し、どう利用したのか。 さまざまな史料を駆使し、狐観念の変遷を丹念に跡づける一冊。

◼️目次
カラー口絵 中世に絵画に描かれた「狐信仰」
凡例(旧版)/凡例(改訂新版)
第一章 古代人は狐をどう見たか
第二章 狐落としの六字経法
第三章 和様ダキニ天の誕生
第四章 辰狐の登場
第五章 藤原氏の恩恵者
第六章 室町時代に頻発する狐付き
第七章 桂地蔵事件と中世の衆庶信仰
第八章 鳥羽上皇の寵妾と玉藻前伝承
第九章 安倍晴明の母にまつわる狐伝承
第十章 戦国武将と狐
文献(明治以降)/古代・中世・近世の文献/あとがき

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