【漫画】人の顔が花に見える少女、その孤独は癒える? 大正ロマン香る『カフヱーピウパリア』の繊細な魅力

 戦前において大衆文化が花開いた儚い15年間、大正時代。当時の喫茶店「カフェー」は今とは違い文化人がたむろするサロンのような場所で、働く女給は女性にとって花形の職業だった。そのカフェーを舞台に描かれる漫画が『カフヱーピウパリア』である。

 主人公である女給・ミツは人の顔が花に見えてしまい、客の名前が覚えられない。でも彼女の前に“真の顔”を持った男が現れて――。本作は大正ロマンの風のなかに現代に通ずるテーマ性も感じる。気になる制作裏を作者・朝際イコさん(@icoasagiwa815)に話してもらった。

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