【ONE PIECE考察】Dr.ベガパンクの配信に浮かぶ違和感ーー天才科学者の裏の狙いと今後を占う

 「私は、ベガパンクは死んでいないと思います。ベガパンクはもしものときのために、パシフィスタの最高権利者がボニーになる細工を施していました。サターン聖も言っていましたが、そんなことをすればどうなるかベガパンクもわかっていたと思うんです。その状況で、彼が何も対策を練っていないとは考えづらいですよね。私としては、実はサテライトの1人であるはずの正(シャカ)がベガパンク本体だったら嬉しいです。過去のベガパンクは自分があと5人いればと言っているのですが、造られたサテライトは6人。ベガパンクは基本的にいいやつなので、特性からして正は本体と重複している部分も多いように思います。もしかすると正はベガパンクのクローンに近いものであり、ベガパンクは頭を切断した時点で、自我を正に移動させることもできたのではないでしょうか。

 歴史の『真実』を告げる世界への配信は、ステラ(本体)が亡くなることをスイッチに始まったと思います。なので残念ながらステラの死亡は確定かなと思いますが、正に自我を移しているのならベガパンクが死亡したことにはなりませんよね。世界への配信の準備をしていた彼が、ボニーへのパシフィスタの権利譲渡や、自分が殺されることを本当に想定していたのなら、エッグヘッドでは肉弾戦だけでなく頭脳戦も始まっていると言えます。頭脳戦であれば、やはりベガパンクに敵う人間は『ONE PIECE』の作中にいないのではないでしょうか」

 ベガパンクの存在は、作中世界の「真実」を知るうえで確実に重要になるだろう。ルフィに助けを求めた、世界一の天才科学者の今後に注目だ。

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