鳥山明 訃報報道後、オークションサイトでサイン色紙の贋作が続々出現?
■サイン色紙の贋作、出品が相次ぐ
その一方で問題になっているのが、サイン色紙の「贋作」だ。ネットオークションやフリマサイトを見ると、鳥山の贋作サインが出るわ出るわ…… というより、こうしたサイトで販売されているサインの99%は贋作といっていい。
贋作は稚拙なものから、プロでも見分けがつかないレベルのものまで様々である。なかには、漫画家やアニメーターなどのプロが贋作作りに手を染めている例もあるようだ。ネット界隈では以前から問題視されているが、取り締まりは行われていない。
贋作が出品された日は、鳥山急逝のニュースが出た3月8日付けのものが多い。悲しいことに、偉大な漫画家の死に便乗して一儲けしようと目論んだ連中が存在するようだ。なかには早くも数万円、中には20万~30万円台で売れてしまったものまで存在する。
しかも、精巧な偽物ではなく、鳥山の作品を見ていれば見分けがつくレベルの稚拙なものが実際に売れてしまっているのだ。これは売る側が悪すぎるのは言うまでもないが、買う側は偽物にくれぐれも注意してほしいし、サイト側もしっかり取り締まりを行うべきではないだろうか。