【重版情報】ポケットに入れていつでも般若心経を手にできる『般若心経手帳』が12刷に

 「人生という旅」をテーマに、日本人に最も愛される経典「般若心経」を、中村元の現代語訳や玄奘三蔵をめぐる平山郁夫の壮大な仏教画をともにたどる、初めての手帳形式の書籍『般若心経手帳』(東京書籍)が12刷となった。

 日本において、最も多くの書物が著されている仏教聖典は、おそらく『般若心経』だろう。しかも教説の解説だけにとどまらず、写真やCDを伴うものなど、もはや形態の面においてはおよそ考えられるものは出尽くしたのでは、と思われるほどだ。

 その中で本書は、「般若心経を常にそばにおいて人生という旅のともに」をコンセプトにし、ポケットに入れていつでも手にできるよう手帳形式としている。仏教界の泰斗、中村元の現代語訳と、中村元の弟子で気鋭の学者、堀内伸二が執筆したわかりやすい解説に、日本画壇最高峰の平山郁夫の仏教画が奇跡の融合を遂げた一冊。平山の生涯のテーマであった玄奘三蔵、そして「旅」を基本テーマに据え、般若心経の教え、仏教の教えをわかりやすく紐解いていく、重厚感のあるありがたい書籍に仕上がっている。

関連記事