『進撃の巨人』の再実写化はある? Netflixで話題の『ONE PIECE』『幽☆遊☆白書』に続く漫画を考察

実写化候補は他にも……

 他に2020~2023年に「少年ジャンプ+」で連載されていた『ハイパーインフレーション』も実写化候補に名前が挙がった。この作品は奴隷階級の主人公が身体から精巧な偽札を生み出す特殊能力を駆使して、奴隷商人や帝国と攻防戦を繰り広げる経済バトル漫画である。

 ヒット漫画はアニメ化の後に実写化されるという流れが多いが、同作はまだアニメ化されていない。偽札作りの特殊能力の表現やキャラのビジュアルなどから、「これは下手にアニメ化するよりもNetflixでの実写ドラマが向いていると思う」との意見もあった。

 さらに実写化はバトル漫画以外もあり得るとの声も。1999~2003年に「週刊少年ジャンプ」で連載された『ヒカルの碁』は、平安時代の最強棋士に取り憑かれた少年が神の一手を目指して成長する囲碁漫画だ。2020年に中国でドラマ化され大ヒットしており、改めてドラマ化してほしいと願う声も聞かれる。原作は翻訳され世界中で出版されており、仮にNetflixで世界展開をしてもヒットする可能性があるのではないだろうか。

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