『HUNTER×HUNTER』キメラアント討伐隊は愚策だった!? “少数精鋭”は正解だったのか

ネット上では「愚策だった」という声も

 作中でネテロの発言から討伐隊が少数精鋭となった理由は説明があったものの、ネット上では「愚策だった」という意見も多い。十二支んを全員呼ぶという方法以外にも、ハンター協会のハンター総動員で対応すればもっと早く解決できたのではないかという意見が多くあがっている。しかしハンターを総動員しようとしても、やはりパリストンの妨害があるため実現は難しかっただろう。

 他にも「ゾルディック家の一家全員に討伐依頼を出せば手っ取り早かったのでは」という声も見られた。作中ではネテロとキメラアントの王・メルエムの1対1の戦いに持ち込む作戦として、キルアの祖父・ゼノ=ゾルディックに巨額の資金を使い依頼を出している。もしゾルディック家が総動員で討伐に動いていたらどんな展開になっていたか気になるところだ。

 一方で「ネテロはほぼ1人でキメラアント討伐をしようとしていたのでは」という考察もある。実際に討伐隊の当初のメンバーであるノヴとモラウの念能力はサポート系の能力だ。もしかしたらネテロは自分自身でキメラアント討伐をしたくて少数精鋭の討伐隊にして、ノヴとモラウを抜擢したのかもしれない。