漫画のヒロイン、なぜそんなことに……驚異の変貌を遂げてしまった“闇落ち”キャラといえば?
物語の中心となるヒロインといえば、主人公と恋に落ちたり、一緒に戦ったり支えたりするのが一般的なイメージだ。『タッチ』の浅倉みなみ、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイなどは国民的ヒロインと言っても過言ではない。しかしそんなヒロインたちの中には、「どうしてそうなった?」と言いたくなるような闇落ちをしてしまったキャラもいる。そこで今回は、そんな驚異の変貌を遂げてしまった闇落ちヒロインたちを紹介していきたい。
見ていて辛い……闇落ちのヒロイン
闇落ちしたヒロインとして有名なのは、『School Days』の桂言葉だ。言葉はおとなしい性格の美少女で、主人公・伊藤誠を一途に思うヒロインだった。闇落ちのきっかけは、誠を西園寺世界に奪われたこと。世界は言葉と誠の関係を取り持った人物だが、この寝取られがきっかけで言葉は精神崩壊してしまう。
最終的には殺害された誠の遺体から頭部を切り離したうえに、誠を殺害した世界を殺害するという悲惨な事件を起こしてしまった。言葉についてはネット上でも「一途健気ヤンデレクイーン……」「誠は当然の報いだけどダークサイドの言葉が怖すぎる」などの声が上がっている。
『ひぐらしのなく頃に』の園崎詩音も闇落ちヒロインの1人。目明し編では雛見沢症候群という極度の疑心暗鬼や被害妄想に陥る病気にかかってしまい、多くの惨劇を起こしてしまった。特に園崎家にある地下室のシーンでは、園崎家の人間や友人を次々と手にかけていった。特に沙都子を磔にして包丁を突き立てていくシーンは狂気そのものであり、多くの視聴者を戦慄させた。