『進撃の巨人』最終回後にミカサとジャンは結婚した? アニメで追加された意味深な描写を考察

※本稿はアニメ『「進撃の巨人」The Final Season 完結編(後編)』の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。

  先日の放送で完結を迎えた、アニメ『進撃の巨人』シリーズ。その結末を見届けた視聴者のなかには、本編が終わった後のミカサの生き方に想像を膨らませている人も多いのではないだろうか。

  そこでまことしやかに囁かれているのが、「ミカサはジャンと結婚した」という説だ。この説はどこまで説得力があるものなのか、アニメ最終回のエピローグに触れつつ検証してみたい。

  ミカサの“その後”については、原作の最終話が世に出た時点で盛んな考察を巻き起こしていた。「地鳴らし」後の世界を描いたエピローグにて、ミカサらしき黒髪の女性の姿が描かれていたからだ。

   文明が急速に進歩していく世界のなかで、ミカサは幾度もエレンの墓参りに通っていたようだ。金髪の男性と寄り添い、赤ん坊を抱いている姿や、子どもが大きくなって老夫婦となった姿などが描写されている。

  またアニメ最終話でも、この「丘の木」のエピローグはカットされておらず、エンドロールの画面で長々と映し出されていた。そこでもミカサと金髪の男性が夫婦のように描かれていることは変わっていない。

  さらにアニメオリジナルの演出として、天寿を全うしたミカサの埋葬シーンがより丁寧に描写されることに。その手元をよく観察すると、左手の薬指に指輪らしきものが付いているように見える。首にはあのマフラーも巻かれているので、やはりミカサが誰かと結婚して子どもを生み、この世を去ったことは間違いないのだろう。

 では、誰がエレン亡き後にミカサと結婚したのか。そこで有力視されているのが、同じ104期生の仲間であるジャンだ。金髪、長身といった見た目が一致している上、2人との関係性という意味でも適任と言える人物ではある。

関連記事