【推しの子】横槍メンゴ、合体ロボ登場のぶっ飛んだ“アニオリ”回を妄想 杉田智和「ロボの声はあざかみ君で」

 アニメ化で大ブレイクした漫画『【推しの子】』で作画を担当する横槍メンゴがX(旧Twitter)で「アニオリ」に言及し、話題になっている。

 「アニオリ」とは、原作にない“アニメオリジナル”のエピソードを指す。場合によっては原作の世界観を逸脱してしまったり、原作者の意図とズレたエピソードが追加されてしまうこともあり、「原作派 VS アニメ派」の論争に発展するケースもあるが、横槍は「私…やっぱ…アニオリってもんで育ってるせいで好きなんだな…アニオリが」とポスト。「推しの子完全アニオリ回の妄想でもするか」として、次のようなあらすじを投稿している。

「無人島に流されてサバイバル合宿を繰り広げるアクアたち!そこに突如記憶のない美少女(完全アニメオリジナル)が現れて?!島に眠る太古の遺跡は合体ロボ?!俺は俺の合体劇を始める」

 もちろんこのぶっ飛んだ内容はジョークだが、このポストが2000リポスト/1万いいねを獲得するなど大きく拡散し、本人が「こんなに伸びなくていい」とつぶやく事態に。横槍は“作画担当”とはいえ、そもそも『クズの本懐』などのヒット作を持つ人気漫画家であり、原作・赤坂アカの療養期間には人気キャラクターのスピンオフを見事に描き上げている。横槍氏のアイデアは原作だけでなく、アニメ、あるいは劇場版などでも生かされる可能性が十分にあり、「ロボ」というアクロバティックな内容を想像して楽しんだファンが多かったようだ。

 反応したのはファンだけでない。アニメーション監督/メカニックデザイナーの大張正己は「太古の遺跡で合体ロボ‥それ魅力ですね」と一言。また人気声優の杉田智和は、「ロボの声はあざかみ君で。」と、大張監督の新作ロボットアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』(※2024年1月放送開始予定)への出演に大興奮していた阿座上洋平をプッシュしていた。

 不思議な広がりを見せた今回のポスト。人の情緒を細やかに描き、魅力的なキャラクターを作り上げることに長けた横槍メンゴ作のロボットアニメをいつか見られる日が来るのか、期待したい。

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