【推しの子】“MEM回”に漫画家も反応 「健気過ぎる頑張りっぷりに刮目して良さを思い知るのです」

 アニメ化で大ブレイクを果たした『【推しの子】』の最新130話が、人気キャラクター・MEMちょにフォーカスした内容になっている。

 本作で作画を担当している横槍メンゴ氏はX(旧ツイッター)上で、「MEM回!あと気づいたら7億PV突破していて嬉しいです」と告知。ぶっ飛んだ内容で人気を集めている『忍者と極道』の作者、近藤信輔氏が「みんなMEMちょの健気過ぎる頑張りっぷりを刮目してもっとMEMちょの良さを思い知るのです」と熱いコメントを寄せている。

 「週刊ヤングジャンプ」&漫画アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の『【推しの子】』は、若くしてこの世を去った天才アイドル・星野アイが残した双子の兄妹(アクア/ルビー)が芸能界に入り、事件の真相に迫っていく物語。SNS・動画配信・インフルエンサーなど、現代的な要素を丁寧に描いた作話も人気のポイントで、人気YouTuberで“バズりのプロ”を自称するMEMちょは、ある意味で本作を象徴するキャラクターのひとりでもある。

 MEMちょは「18歳のYouTuber」として登場するが、実際は7歳サバを読んでおり、実年齢は25歳。明るくヤンチャ感のある印象とは裏腹に、家庭の事情で一度はアイドルへの夢を諦めていた苦労人だ。特徴的な名前と「YouTuber」という設定から、ぶっ飛んでいそうなキャラクターだが、優しく空気が読めるお姉さんポジションでもあり、彼女を“推す”ファンも多い。

 そのキャッチーな存在感と比較すると活躍の機会が多いとは言えなかったが、直近では番外編となる短編『【推しの子】-interlude-』でフィーチャーされ、かつ最新回で内面が掘り下げられたのは、ファンにとってうれしいことだった。来るべきクライマックスに向けて、MEMちょの「健気過ぎる頑張りっぷり」をチェックしよう。

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