"怖すぎる"と話題 驚異の1300万PVを超えた小説『近畿地方のある場所について』発売決定

 小説投稿サイト「カクヨム」に掲載されたモキュメンタリ―小説『近畿地方のある場所について』(著:背筋)が8月30日にKADOKAWAより刊行される。また書籍には書き下ろしエピソードと取材資料が収録される。

 作者自身の語りや雑誌記事やインタビューの書き起こしで構成された文章を読むにつれ怪異の正体が明らかになってくる本作。作者のツイッター投稿との連動により作品と現実の境界が曖昧になるギミックが「怖すぎる」と話題になり、ホラージャンルとしては異例の1300万PVを獲得した。現在も、作中の怪奇現象への考察が活発に行われており注目を集めている。

■作品内容
背筋と名乗るライターの主人公は友人であり編集者である小沢と一緒にオカルト雑誌を作っていた。そして幾つかの不気味な怪談に近畿地方のある場所がかかわっているのではないかという仮説を立てた二人は調査、考察を進めていく。しかし、ある日小沢は現地へ行くと言い残して失踪してしまうのだった。背筋は行方不明になった小沢の目撃情報を募るため、雑誌記事を中心に様々な媒体・メディアから引用抜粋した――少女失踪事件に関する週刊誌報道、ネットの匿名掲示板に投稿された怖い話、おかしな読者からの手紙等を『近畿地方のある場所について』というタイトルでまとめ、WEB上で情報提供を呼びかけていく。だが、これらの怪談と近畿地方のある場所には恐ろしい事実が隠されていて――。

■著者プロフィール
背筋(せすじ)
2023年、『近畿地方のある場所について』でデビュー。

■書誌情報
作品名:近畿地方のある場所について
著者名:背筋
発売日:2023年8月30日(金)※電子書籍同日配信
定価:1,430円(本体1,300円+税)
頁数:344頁
体裁:四六判並製 単行本
ISBN:9784047375840
発行:株式会社KADOKAWA
小説投稿サイト「カクヨム」内の『近畿地方のある場所について』作品ページ:
https://kakuyomu.jp/works/16817330652495155185

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