『鬼滅の刃』鬼と闘うには弁が立たないとダメ?  鬼殺隊陣営の”レスバ”が強すぎる

芸術家としての自信にあふれる玉壺に対してかけた言葉とは?

 炭治郎以外の鬼殺隊員も負けてはいない。刀鍛冶の里で上限の伍・玉壺と闘った霞柱・時透無一郎のレスバも中々のものだ。玉壺に「舐めるなよ小僧」と言われれば「いや別に舐めてるわけじゃないよ 事実を言ってるだけで」と返し、「たかだか十年やそこらしか生きてもいない分際で」には「そう言われても君には尊敬できる所が1つもないからなあ」と即座に応える。

 ポンポンとテンポよく返していたかと思えば、最後には「なんかその壺形歪んでない?」「左右対称に見えないよ 下っ手くそだなあ」と言い放つ。それまで余裕の表情でレスバを続けていた玉壺も、これには血管が破けるほどブチギレた。何よりも自分の芸術家としての腕に自信を持っている玉壺には、作品をけなされることが1番耐えられないことだったのだろう。

 また、上限の弐の鬼・童磨との戦闘の際の栗花落カナヲにも注目したい。そもそもカナヲはあまり感情を表に出さず、物静かなキャラクターである。そんな無口なカナヲだが、猗窩座の敗北を知って悲しむ童磨に対しては「もう嘘ばっかり吐かなくていいから」とピシャリ。童磨が何も感じないことや、感情がないのがバレないように「楽しいふり」「悲しいふり」をしていることに、対峙して間もないにもかかわらず気がついていたのである。

 さらには「本当は空っぽで何もないのに」「滑稽だね 馬鹿みたい」「貴方 何のために生まれてきたの?」と煽り倒すカナヲに、ネット上では「これは煽り柱になれる」「炭治郎とカナヲどっちがレスバ強いんだろ……」と注目が集まった。

 的確に鬼たちの痛いところを突いてくる彼らの煽り能力。鬼殺隊員になるためには、剣技だけでなく洞察力とレスバに強いことが求められるのだろうか。

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