【漫画】働けるならどこでもいい……“夢のない職場”で出会った「スーパーマン」とは? 日常が輝き始めるSNS漫画を読む

 誰もが憧れの仕事に就けるわけではないし、多くの社会人の日々はキラキラしたものだとは言い難いかもしれない。夢も目標も持つことができず、「自分は主人公ではない」と思ってしまう人も少なくないだろう。そんななか、Twitter上で公開された創作漫画『働く!スーパーマン』を読むと、なかなかスポットライトが当たらない世界にも“スーパーマン”はいて、自分もそうなれるんだという勇気がもらえる。

 「働けるなら、どこでも良かったんだ…」夢も目標もなくスーパーマーケットに就職した、新入社員の吉岡祥太。業務に身が入らない吉岡は仕事でミスをしたり、パートで働く女性に無神経な発言をしたり、粗相が目立つ。それでも店長の三田をはじめ、同僚たちは吉岡を見放さずに声をかける。吉岡の気持ちが徐々にほぐれていた時、スーパーの催事に向けた商品の発注を忘れたことに気付いて――。

 本作を手掛けたのは、コロナ禍をキッカケに友人や家族にも会えなくなり、「今こそ本当にやりたいことをやろう。漫画に向き合おう」と思い立ったという、多喜ざわゆきさん(@zwzwyk)。「仕事」について考えさせてくれる本作をどのようにして描いたのかなど、話を聞いた。(望月悠木)

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