夜のお腹のマッサージで体質も人生も変わる! 古代中国に伝わる伝統療法“チネイザン”に注目

日本の女性は、世界一とも言えるほど自分の感情を表に出さず、がまんしたり、押し殺してしまう傾向にあり、お腹が硬くなっている人が非常に多い。中でも更年期前後の女性は、長年のストレスの蓄積によって心身の不調が表れやすくなっている。

 『夜、お腹をもむといいことが起こりだす~心と体を浄化する氣内臓マッサージ』(草思社)では、古代中国に伝わる伝統療法のチネイザンを、日本女性特有の不調に改良したセルフケア法を紹介。

 チネイザンでは、内臓と感情は密接な関係があるとされ、内臓が元気なうちは、感情も食べものと同じように消化されるものの、過度のストレスや、ネガティブな感情が多くなると内臓で消化しきれず、未消化のまま内臓に蓄積することとなり、それが身体の氣の巡りを阻害し、不調の原因となると考えられている。

 著者は学生時代から留学やバックパックでの旅行などを通じ海外生活が長く、日本人には日本人オリジナルの手法が必要と強く感じ、ヨガやマクロビオテック、アロマテラピー、カウンセリング心理学、温泉療法などを融合させたチネイザンを開発した。

 自身も長年の内臓の疲れやストレスを抱え、、さらには20代からの無排卵無月経があったものの、チネイザンを実践することで、体質が変わり、その後、パートナーに出会って、自然に妊娠することができた経験から、生理不順や更年期に悩む女性にもチネイザンを通じて、心身の健康を回復してもらう活動に勤しんでいる。

 本書のキーワードは「夜」。どんなに忙しい人でも毎日実践できるように、お風呂の中や夕食の時間、寝る前の布団の上など、夜の時間を有効に使い、5分もあればできる、簡単なマッサージを内臓ごとに紹介している。

本書概要

■タイトル:夜、お腹をもむといいことが起こりだす 心と体を浄化する氣内臓マッサージ
■著者:Yuki
■発行元:株式会社草思社
■価格:1430円(税込)
■ページ数:128ページ

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