人気声優・上坂すみれ『うる星やつら』ラム役主演でスルースキルを獲得!? 声優初のfigmaの発売決定で23年は飛躍の年に

上坂すみれ2nd写真集「すみれのゆめ」より

『うる星やつら』主演でスルースキルを獲得!?

 上坂すみれといえば、デビュー以来数々のアニメに出演し、現在は『うる星やつら』のラム役で人気の声優だ。11月に発売された2nd写真集「すみれのゆめ」も好調で2022年は彼女にとってより注目が集まった年であった。そんな上坂は、12月25日の『ボクらの時代』に『うる星やつら』の諸星あたる役の神谷浩史、面堂終太郎役の宮野真守とともに出演。オーディションやアフレコの話を中心にトークを展開した。

 上坂はオーディションで、ラムと、三宅しのぶと、サクラを受けたことを告白。それぞれまったく性格の異なるキャラクターだが、その中でも「ラムちゃんはちょっと一番イメージわかんなかったなって思ったんですけど。それで、スタジオオーディション通ったっていうので、本当にびっくりしましたね」と、合格は予想外だったと明かした。

 そして、様々な作品で主演を務めた上坂だが、ラムを演じたのは大きな経験になっているようだ。心境の変化も大きかったようで、特にネット上での中傷などについても、「私は、前はすごく、言葉の暴力に傷ついてる時期もあったんですけど。何かここ1、2年、本当に気にしなくなったなって。何の心境の変化何だろう?って思うくらい…」「爆スルーできるようになっちゃいました」と語った。

 これを受けて神谷は、上坂に「ラムちゃんのおかげかな?」と問いかけながら、キャラクターとの出合いが自信に繋がっているのではないかと発言。ラムを演じたことは、上坂の今後のキャリアに大きなプラスになったことは間違いないようだ。

声優では初のfigma化も!

 上坂の話題は尽きない。先日は、フィギュアメーカーのマックスファクトリーによって、可動アクションフィギュアのfigmaシリーズの一体として「figma 上坂すみれ」の発売が決まった。上坂はかねてよりfigmaの愛好家として知られ、自身のfigma化を強く希望していたとされるため、満を持しての発売となる。

  今回の告知は、12月19日に配信された「上坂すみれ生誕祭1次会『白熱のすみぺ~31パックめ~』」で発表され、まだフィギュアの全体像が明らかになっておらず、ヴェールに包まれている。発売日と価格も未定だが、今後アナウンスされる見込みだ。

 figmaは関節が稼働し、自由にポーズをとらせることが可能なフィギュア。複雑なポーズも自在であり、思い思いの姿で飾れるとあってロングセラーとなっている。これまでも、江頭2:50や蝶野正洋、さらにはビリー・ヘリントンまでなかなかマニアックなラインナップが発売されていたが、声優は初めてとなる模様だ。

 ネット上には、熱心なfigma愛好家がアニメキャラ同士と組み合わせて写真を撮影し、投稿している。ちなみに『うる星やつら』のラムは既にfigma化されているため、共演させるには最適だろう。他のアニメキャラクターとも共演させるなどして、撮影したら楽しそうである。

 ちなみに、figma以外では、声優がフィギュア化された例がある。ねんどろいどシリーズでは水樹奈々や田村ゆかりが発売されている。昭和の時代にも、ピンク・レディーなどのアイドルの人形が人気だったが、裏方のイメージが強かった声優がフィギュア化されることは、アイドルや俳優と肩を並べる存在になったことを表しているように思う。今後、声優のフィギュアの発売は続くか、注目していきたい。

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