『ONE PIECE』が浮世絵に!? 「アラバスタ編」の名シーンが世界300枚限定で登場

海外でも根強い人気なのが日本が誇るアート「浮世絵」だ。そんな浮世絵がなんと『ONE PIECE』版が登場すると話題になっている。

 今回モチーフとして選ばれたのは、作中でも人気の高い「アラバスタ編」のラストシーン。ルフィたちが国を去るラストシーンでは、左手を突き上げ「離れていても仲間である」ことを示したワンピースを象徴する感動的なシーンとなっています。

 この度の浮世絵を手がけた職人は、彫師の渡辺和夫と、摺師の吉田秀夫。渡辺和夫は、文化庁・無形文化財選定保存技術団体、浮世絵木版画摺彫技術保存協会理事長や経済産業省認定の江戸木版画の伝統工芸士。1945年茨城県に生まれ、1960年より江戸木版彫師・大倉半兵衛に師事。1991年フランス・エソンヌ県で開催されたJAPAN WEEKで木版の実演を行う他、1992年両陛下の行幸啓に際し、展覧の品として木版画を出品した。

 吉田秀夫は、文化庁・無形文化財選定保存技術認定職人/経済産業省認定の江戸木版画の伝統工芸士だ。1954年から渡辺和夫の父・義明氏(摺師)に師事し、現在まで渡辺木版の摺師として渡辺氏と共に作品を制作している。

 この浮世絵は海外販売限定となり、販売はトーキョー・ダブ・エージェントとレッグス上海によるもの。北米圏での発売日は2022年9月1日(木)12:00(現地太平洋時間)を予定。中国での販売も今後あるようなので、気になる人はチェックをしてみよう。

ONE PIECE浮世絵木版画『壱繋乃大秘宝 仲間ノ印』

販売価格:85,000円+TAX・送料
販売数 :全世界限定300部(中国圏150枚 / 北米圏150枚)
仕様  :絵(W:約220mm × H:約360mm)
     額(W:約445mm × H:約560mm)専用額付き
額   :木材、裏版・木製合板  
マット :紙製
和紙  :人間国宝 岩野市兵衛 越前生漉奉書
彫 師 :渡辺和夫
摺 師 :吉田秀夫

@Eiichiro Oda/Shueisha, Toei Animation

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