櫻坂46・守屋麗奈は笑顔で勝負! 乗馬体験から初の水着まで、夢叶った1st写真集の思い出

守屋麗奈『笑顔のグー、チョキ、パー』(竹書房)

 櫻坂46・守屋麗奈の1st写真集『笑顔のグー、チョキ、パー』が8月23日に発売される。グループ屈指の“ぶりっ子キャラ”で人気急上昇中の彼女。沖縄、長崎、東京の3拠点を舞台に撮影された本作では、お馴染みの愛嬌たっぷり笑顔を存分に楽しめるほか、水着&ランジェリーカットにも初挑戦。ファンすら見たことがないような大人な表情にも注目の一冊となっている。

 ひとりではできないジャンケン。笑いあえる誰かと一緒にいてこそ成り立つ勝負は、楽しい時間を生み出すための特別なコミュニケーションだ。ナチュラルな彼女の笑顔から追体験する旅先での思い出に、きっと誰もが癒される。本インタビューでは、ページをめくるごとに移り変わる衣装やロケーションをひとつひとつ見返しながら、本作に込めたこだわりや撮影時のエピソードを聞いた。(とり)【インタビュー最後にチェキプレゼントあり!】

夢が叶った一冊に


――1st写真集の発売おめでとうございます。制作が決まったときの心境はいかがでしたか?

守屋:ありがとうございます! まさか自分が写真集を出させていただけるなんて考えてもいなかったので、驚きしかありませんでした。うれしさ以上に、「果たして、私の写真集を見たいと思ってくださる方はどれくらいいるんだろうか?」と、不安の方が大きかったです。

――撮影に向けての準備はどういったことを?

守屋:ちょうどシングルの制作やライブと準備期間が重なっていたので、結構バタバタだったんです。定期的にジムに通うのも難しかったので、ジムで教わったトレーニングをお家でやってみたり、撮影の1ヶ月前くらいからは食事制限にも力を入れてみたり。できる範囲でボディメイクを頑張りました。大好きなチョコレートをガマンするのは辛かったなぁ……。楽屋に置いてあるとつい食べたくなってしまうところ、グッと堪えていたんです。

――目の前にある大好物が食べられないの辛いですよね。とはいえ本作では、ガマンされた分を取り返すかのように、食事シーンが多く収録されていますよね(笑)。

守屋:そうなんですよ~! 気付いたら、撮影中にたくさん美味しいものを食べさせてもらっていました(笑)。撮影前の食事制限を乗り切れたのも、「ロケ先で美味しいご飯を食べてやるぞ!」って気持ちが強かったからだと思います。

――どのカットも、本当に美味しそうな表情をされています。撮影中に食べたものだと、何がいちばん美味しかったですか?

守屋:長崎で食べたブイヤベースのちゃんぽんです。コース料理の〆(しめ)に出てきたので、お腹もだいぶ満たされていたんですけど、そんなの関係ないくらいに美味しくて。ちゃっかり全部いただいちゃいました。ちゃんぽんにブイヤベースを使っているのも珍しいんですって。あぁ……、また食べに行きたい!

――是非、またプライベートでも! ロケ地は、沖縄、長崎、東京の3拠点。なぜ、これらの場所で撮影することに?

守屋:どれもスタッフさんたちからの提案です。なかでも長崎は、ヨーロッパでの撮影に憧れている私の思いを汲んだうえで、ハウステンボスなど、それらしい景観のあるスポットをみなさんが探してくださったんです。「国内にもこんなにステキな場所があるんだなぁ」と感激しました。ますます、本場のヨーロッパに行ってみたい気持ちが高まりました。

――海外での撮影はまだ難しそうですけど、本当にいつか行けるといいですね。それぞれのロケ地での思い出は?

守屋:最初に訪れた沖縄は、とにかく海がきれいで感動しました。それから、与那国島では与那国馬にも乗らせていただいて。ずっと「白馬に跨ってみたい」という夢があったので、白馬ではないにしろ、海辺で乗馬というロマンチックな体験ができて幸せでした。

――本作にも乗馬の様子が収録されていますね。怖くなかったですか?

守屋:全然。むしろかわいかったです。何なら「強めにムチを入れて指示を出してあげてね」と言われて戸惑いました。「えっ、かわいそうだよ!」って。最初は力加減も分からないですし。それでも、思い切って強めに叩いてあげると、ちゃんと言うことを聞いてくれたんですよね。うふふっ。スゴくいいコでした。

――長崎はどうでした?

守屋:干拓地で撮ったシーンがお気に入りです。あの、ルフィっぽい格好をしている……。

――ルフィ? あっ、麦わら帽子を被っているシーンのことですか?

守屋:そうです! 長崎の中心地からは離れたところにあって、1時間ほどロケバスに乗って辿り着いた場所だったんですけど、辺り一面に草が生い茂っている光景に、地球の広さを感じたというか。「私の悩みなんて、ちっぽけなものなんだなぁ」と思えたんです。広々としていて、そこにいるだけで癒されるような空間でした。

――実際に、守屋さんも活き活きした様子で写っていますね。東京での撮影の思い出は?

守屋:スタンダード・プードルのプイちゃんと撮影をしたことです。私、スタンダード・プードルを飼うのが夢なんですよ。大型犬でお世話も大変そうだし、飼うとしてもまだまだ先になりそうだなと思っていたのですが、今回、撮影でご一緒できるかもしれないと聞いて。即、お願いさせていただきました。

――かなり大きいですよね。守屋さんと並ぶと、ほぼ同じ大きさでビックリしましたよ。

守屋:立つと同じくらいの背丈なんですよ(笑)。しかもプイちゃん、撮影中にすぐ脱走しちゃうんです。餌をチラつかせて「プイちゃん、こっちだよ~」って言いながら撮影したのも良い思い出です。

――ヨーロッパ風な景観に乗馬体験、プイちゃんなど。お話を聞いていると、守屋さんの夢が叶った一冊でもあるんですね。

守屋:はい。まさしくその通りです。お仕事とはいえ、どのロケーションも大満喫させていただきました。本当に夢のような時間の連続でした。

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