大予想！　つづ井さんが『ドラゴンボール』にハマったら誰推しに？

――トークイベントお疲れさまでした。とてもほのぼのとした時間を過ごすことができました。イベント中にも、それぞれお好きな漫画やアニメ作品のお話がありましたが、3人で共通して盛り上がった作品はありますか？

つづ井：今のところバラバラな気がしますね。

田辺：たしかに。みんな違うのかな？

酒寄：そうですね。

つづ井：もしかしたら『つづ井さん』が……。

田辺：たしかに！　それが唯一、共通する作品といってもいいかもしれない（笑）。

――（笑）。では、それぞれ布教したいものはありますか？

つづ井：私はおふたりと一緒に舞台を観に行きたいです。

酒寄：わ、行きたいですー！

つづ井：チケットいっぱい取るんで！！

田辺：わー、やっぱり舞台とかイベントとか、生のモノを観られるっていうのは、そのときの推しの状態っていうか、「生きてるんだ」って一番実感できますもんね。「あ、いたんだ！」って。

つづ井：今、推してる“情報の少ない推し“は、劇場に足を運ぶことでしか生存を確認するすべがないので……唯一にして至高みたいな。なので、ぜひ。

――田辺さん、酒寄さんからつづ井さんに布教したいものはありますか？

田辺：そうですね、やっぱり私はKAT-TUNさんを！　本当に沼なんですよ。KAT-TUNさんって、みなさんそれぞれイメージがあると思うんですけど、ファンの前で見せる顔が違うんで！

つづ井：たしかに「イケイケ」なイメージがあります。

田辺：そうですよね。でも、本当は全然オラオラしてなくて。3人のトークとか、すごくゆるくて、まったりしてるんです。「あの空気を浴びてほしい！」って思いますね！

つづ井：えー！　じゃあ、ギャップがすごいんですね。

田辺：そうなんです、そうなんですよ！　友だちに長年一緒にオタクしてる子がいて、その子はジャニーズに全然詳しくないんですが、布教活動の結果だんだん傾いてきていて。最近では「KAT-TUNってすごくない？　こんな顔あるの？」ってなってきてるんで、沼に落ちるまでもうひと押しってところなんですよね（笑）。それくらい浴びてもらえれば、つづ井さんもきっと……。

つづ井：わー、ぜひぜひ！

酒寄：私は『ドラゴンボール』が大好きなので、つづ井さんにも『ドラゴンボール』を好きになってもらいたいですね。暇さえあればっていうか、ふとしたときに田辺さんとも「あのシーンのアレ良かったよね」って話すくらいなので。

つづ井：えー！

酒寄：つづ井さんにもハマってもらって、3人でぼーっとしたときに「あのときのシーンさ」って話せたらなって。

つづ井：私、『ドラゴンボール』を通ってきてないっていう、オタクとしてのコンプレックスがあったんですよ……。

酒寄：いや、逆にそれは、今から『ドラゴンボール』を知れるという喜びが！

田辺：それに今ちょっと延期になっていますけど、『ドラゴンボール』の新しい映画の公開を控えていますし、このタイミングでネット配信でも悟空が小さい頃からシリーズを通して観ることもできますからね！

つづ井：えー、観ます！　観ます！

酒寄：3人で『ドラゴンボール』合宿とかしたい！

――先ほどのトークイベントでつづ井さんがプレゼンされた「ちょっとしたパーティー」のタイムスケジュール表に『ドラゴンボール』鑑賞が入るのもよさそうですね！

つづ井：そうですね、『オーシャンズ8』の映画を観るってところを、『ドラゴンボール』にして！

田辺：わー、それいい！

酒寄：私、つづ井さんが『ドラゴンボール』を観て、誰を好きになるのか気になるんですよね。

田辺：たしかに気になる！　誰なんだろう……。

――オカザキさんの分析によると、つづ井さんの推し傾向は「他の推しとひとつの場所に集めても争いが起きない、穏やかな“副キャプテンタイプ“」とのことでしたよね？

田辺：そうだった。そしたら悟飯かな？

酒寄：いや、天津飯だと思う！

田辺：あー！　天津飯か～！　そうだね、天津飯かもしれない！

つづ井：天津飯……気になってきました（笑）。

“離れても友情が長続きする“コツは、季節行事にあり！？

――3人は「知り合ってすぐ意気投合した」とお聞きしましたが、プライベートでも連絡のやり取りはされているんでしょうか？

つづ井：LINEグループを作ったんですけど……私まだ緊張してなかなか送れてなくて（笑）。以前『酒寄さんのぼる塾日記』（酒寄さんの著書）の書店イベントでご一緒したときの様子を絵日記にして「Twitterに流したいんですけどいいですか？」ってチェックしていただいたりした感じですよね。

田辺：そうでしたね。私はつづ井さんのTwitterをときどきのぞかせてもらっているんですけど、この前はお話する機能を活用されてて「わ、しゃべってる～！」ってなりました。

つづ井：今日のトークイベントに向けて話す練習をしたくて、スペース機能を使ってみたんです（笑）。

田辺：つづ井さんが、私が聴いていることに気づいて「恥ずかしい」とか思ったらどうしようと思って、すぐに出てしまいました（汗）。

酒寄：私も、すごくLINEしたいんですけど、どこまで送っていいのかなって迷ってて。でも今日トークイベントの前に3人でおしゃべりする時間があって、仲良くなれたような気がしたので“もっと送ってもいいのかな？“なんて（笑）。

――直接会ったときと連絡するときの感覚って変わったりしますよね。そう考えると、つづ井さんはご実家に戻られて、“前世からの友たち“と物理的な距離ができても変わらない関係性を続けていますね。そのコツみたいなものってあるんですか？

つづ井：もしかしたら季節の行事を大事にしているからかもしれないですね。ハロウィンとかクリスマスとか……。お互いに「そろそろ節分ですけど、どうですか？」みたいなタイミングで連絡を送り合うので。そう考えると1～2ヶ月に1回はイベントがありますから、それをきっかけにしたり。あとはそれぞれの誕生日とか、お互いの推しに動きがあったタイミングとか……そういうタイミングで連絡を取りますね。

酒寄：なるほどー！

田辺：そう考えると、せっかくこうやって出会えたのに疎遠になっちゃったらもったいないですよね。前回の『酒寄さんのぼる塾日記』のイベントのときには「次、このイベントでお会いできるから」とか思っていたけど、今日が終わっちゃったら次またいつ会えるかわからないし……連絡しますね！

つづ井：そうですね、私も朝ごはんの写真とか送ります（笑）。

田辺：じゃあ、私もKAT-TUNさんのアクスタ（アクリルスタンド）を最近買って、いろいろ撮ったので送ります！

つづ井：え、それは見たいです（笑）！

――『裸一貫！ つづ井さん』4巻では、Mちゃんとのエピソード0が明かされてホロリとなりましたが、いずれおふたりとも仲良くなっていって、エピソード0を振り返るみたいな展開になるのも楽しみです。

つづ井：え、描いてもいいですか？

田辺：そんなそんな。もう描いていただけるのなら、ぜひ！

酒寄：やー、もっともっと仲良くなりたいです！

つづ井：こちらこそ、これからもお付き合いのほどよろしくお願いします……って、なんかすみません。お見合いみたいな感じになっちゃった（笑）。

■書籍情報
『裸一貫！ つづ井さん』4巻
定価：1,045円（税込）
発売日：2022年03月09日
出版社：文藝春秋

『酒寄さんのぼる塾日記』
定価：1,540円（税込）
発売日：2021年12月17日発売
出版社：ヨシモトブックス