漫画家は“最強”を描くとき何を意識する? 一見上手な鬼のイラストがプロのリメイクで激変
そんな解説を繰り広げながら完成したハイド氏の作品は今にも動き出しそうな、躍動感のあるものに。「鬼というキャラクターの荒々しい感じが表現できたらいいなと思って描きました」と語っていたが、まさにそんな印象を受けるビジュアルに仕上がっていた。
添削ではなく、今回はリメイクという形でハイド氏流の「リューギ」を完成させた。「#71 一見上手なイラストもプロが見れば…? 鬼のイラスト添削」と題した動画では、リューギを添削する様子も公開されているが、あえて直接的にリメイクを施すことで、イラストを寄せたきたむらさんはもちろん、視聴者にも、プロのこだわりや技術がよりストレートに伝わっただろう。
漫画やイラストが上手くなりたい人はだけでなく、プロの添削によるビフォー・アフターを楽しみたい人も、ペガサスハイド氏のチャンネルをチェックしてみよう。漫画家が一本の線に込めている思いがわかると、コミックを読む上で、また別の味わいが生まれそうだ。