『ザ・ファブル』洋子に春は訪れるのか? 特殊な環境で育ったヒロインの恋愛事情

きっかけはクリスマスパーティー

 洋子は布団で寝る田高田社長を見て「あの時から決めていた」と心のなかでつぶやく。

 そして、洋子がクリスマスパーティーで田高田社長を酔い潰そうとテキーラを飲ませた際、負けたふりをして椅子に座った状態でテーブルに突っ伏して寝ていると、体を抱え上げて布団に運び、洋子を寝かせて頭をポンポンと叩くシーンが回想され、自ら田高田社長の布団に入った。

 このシーンは140話で描かれたもので、洋子は布団に入ったあと立ち上がり、テーブルで寝る田高田社長の向かいに座り、一緒にいたアキラに「タコちゃんアタシを抱っこしてお布団まで運んでくれたの。酔ってフラフラなのに力を振り絞って。自分の子供を寝かしつけるみたいに。お父さんを思い出して、ちょっと泣いちゃった」と話していた。

 クリスマスパーティーでは田高田社長がアキラとミサキをくっつけようと苦心し、その気持ちを洋子はいち早く察知していた。田高田社長の優しさが、洋子の心を動かしたのだ。

今後はどうなる?

 血なまぐさい世界から足を洗い、ようやく幸せを見つけた洋子だが、真黒組と紅白組の抗争に巻き込まれそうな予感もある。また、田高田社長は洋子を恋愛の対象とは見ていない。今後、どうなるのだろうか。

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