松井咲子が明かす、”妄想全開”の写真集に込めた想い 「妄想はベタなシチュエーションが好き」

30代を迎えて

――12月10日に30歳の誕生日を迎えられました。ご自身で、20代の頃は若かったなと思うことや年齢の変化についてどう思いますか?

松井:20代前半はAKB48にいました。グループのなかでは大人のほうでしたが、今思うと子どもだったと思います。眉毛が細かったり、見た目の部分で「うわー、若いことしてたな」って思いますね。ただ、20代の頃から怒るタイプではなかったんですけど、30歳に向かうに連れてイライラすることが減った実感はあります。年齢を重ねて、よりおおらかになったというか、心に余裕ができたんですかね。今は歳を重ねることにネガティブな気持ちも少なくなって、どんな30代になるのか凄く楽しみなんです。20代最後に1st写真集を発売するという夢のようなことが起こったので、30代はもっと楽しいことができるんじゃないかって、期待と希望に満ちあふれています!

――楽しみですね。どういう30代になっていきたいですか?

松井:もうちょっとしっかりした女性になりたいです。今は凄くヘラヘラしているので(笑)。ヘラヘラした感じは20代で卒業しようと思っていたんですが……。30代は程よく楽しみながら、イイ女を目指したいですね。

――松井さんの思うイイ女の定義とは?

松井:”カバンが小さい”ことですね。「その小さなカバンに何が入ってるの?」みたいな。今日も普通にリュックで来てしまったので、小さいカバンを使う余裕のある女性になりたいです。

――お誕生日の12月10日には初のソロカレンダーブックも発売されたんですよね。写真集とはまた違った仕上がりになっているんでしょうか。

松井:はい。お話しした通り、写真集は今までに見たことがない私の姿が詰まっているんですけど、カレンダーブックではみなさんのイメージに近い私の姿が見られると思います。写真集とカレンダーブックの撮影時期が同じくらいだったので、差をつける意味でも写真集では肌見せ全開にしました。みなさんが知っている私とみなさんが知らない私。そんな感じで両方楽しんでいただきたいです! 

――では最後に、写真集を見てくださる方にメッセージをお願いいたします!

松井:昔から応援してくださっているファンの方には「さ、さ、咲子さん!?」と驚いてほしいです(笑)。今は他のアイドルを応援していようが、アイドル自体を応援してなかろうが、10代の頃の私を応援してくださっていた方には「咲子さん、大人になったね。こんなことができるようになったんだね」と、まるで元カノのアルバムを見返すような気持ちで見ていただきたいですね。「ファンとして戻ってきてください」とは言わないので、一人でも多くの方に、懐かしい気持ちで手にとっていただけるといいなと思います。ぜひ、一緒に妄想を楽しんでください!


松井咲子コメント

【書誌情報】
『松井咲子1st写真集 咲子』
著者:松井咲子
撮影:田中智久
定価:(本体2,500円+税)
発行:KADOKAWA
発売日:2021年1月18日

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