蒼井そら「誹謗中傷に慣れることは絶対にない」 自伝的小説『夜が明けたら』の苦労明かす
元AV女優・蒼井そらの半生を、作家・藤原亜姫がストーリー化した小説『夜が明けたら 蒼井そら』が、2020年6月19日に主婦の友社より発売(電子版同時)される。電子版の予約が開始された6月10日、オンラインの囲み取材が行われた。
「こういう形の(リモート)取材は初めてなので、緊張しています!」と言っていた蒼井。出来上がった本を手に取ると「完成した本を触ったのは今日が初めて」としながら、「できるまでに何度も何度も読んでチェックをしました」と出来上がりへの自信を見せた。
2019年5月に双子を出産した蒼井は、「こども達が寝た後、遅い時間に打ち合わせをしたり、原稿をチェックしたり……それが大変でした」、「撮影も、産後初めてだったので、産後太りを解消させるのが大変でした」と当時を思い出し苦笑。
電子書籍版に記述のある、ネット上での誹謗中傷のエピソードについて聞かれると、「(誹謗中傷を)最初に見たのはデビュー前だったんですけど、本当にびっくりして、こんなに書かれたりするんだってショックを受けました。AV女優っていう職業のこともあって、量もすごく多かった。誹謗中傷に慣れることは絶対にない」と語調を強めた。
本書には、撮りおろしの写真も収録されており、ウエディングドレス姿や、シーツにくるまるリラックスした表情などが楽しめる。中でも蒼井は「家族写真を撮ったことがなかったので、それがすごくお気に入りです」と、こども達と夫の4人で映った写真をあげた。読者にとっても珍しい“母”蒼井の顔を見ることができる一枚だ。
中国のSNS、Weiboで1900万人以上のフォロワーを抱える蒼井は、中国版の出版にも意欲を示した。「私が出ます!って言ったら出版社さんが、やらざるを得なくなるのかな? じゃあ出ます!(笑)」と笑いを誘い、「……でもほんとに、出たらいいなって思っています」と続けた。
最後に「自分の人生は何もない人生だと思っていましたけど、意外と激動の人生を送ってたんだなって感じました。」とはにかみ、「悩んだり、もう“蒼井そら”を辞めたいって前に進めなくなった時もありましたが、それを乗り越えて、今はとても幸せです。だからこそ、今、辛かったり前に進めなくなっている方達の背中を、この本によって押すことができたら嬉しいです」と語った。
■書籍情報
『夜が明けたら 蒼井そら』紙版・電子版
著者:藤原亜姫
発売日:2020年6月19日
価格:本体1400円+税
書籍公式Twitter
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※生写真は、書籍未掲載のカットを使用。
【電子限定 上巻】
通常版には掲載していない未公開エピソードを収録したノーカット版の前編。
【電子限定 下巻】
通常版には掲載していない未公開エピソードを収録したノーカット版の後編に加え、電子版特別編集の未公開カットを45点も収録。
【電子限定 完全版】
通常版には掲載していない未公開エピソードを収録したノーカット前編・後編をあわせた完全版に加え、電子版特別編集の未公開カットを45点も収録。(※未公開カット45点は【電子限定 下巻】と同じもの)
■著者:藤原亜姫プロフィール
2008年ケータイ小説史上空前のアクセス数を誇った『インザクローゼット blog中毒』(河出書房新社)で作家デビュー。他著書には同作品のスピンオフ『クローゼット・フリーク』『東京娼女』などがある。人間の弱みや闇を独自の視点で痛快な物語に変える。
■蒼井そらプロフィール
1983年11月11日、東京都に生まれる。2002年6月にグラビアデビュー。それから4年間、日本を代表する国民的セクシータレントとして、グラビア、バラエティ、アダルトビデオ、Vシネマなどで幅広く活躍。2018年1月に結婚し現在は双子の母。中華人民共和国でもタレントとして活動。中国版Twitter・Weiboではフォロワー数1900万人超えの人気タレント。