毎年恒例『女性アナウンサーカレンダー』今年のイチオシは? フジ、テレ朝、TBS、それぞれの魅力を検証
■TBS
それぞれが違う色のバックで、花を持ったカットが人数分並んだ表紙。ベタではあるが、「毎日、女性アナウンサーの華やかな写真とともに過ごしたい」という、ユーザーの素直な気持ちに寄り添った作品だ。カメラマン2名での撮影のようだが、美しく統一されており、最も安心感のある作品と言えよう。そして何より他の2作品と違い、どの写真も本人の普段のイメージよりも落ち着いた印象となっている。「元気」や「明るさ」が求められがちな女性アナウンサーの「落ち着き」や「エレガントさ」など、知性的な一面を引き出したコンセプトは目新しく見えた。
だが、花を持つこととメイクだけで、それを表現するというのは少し寂しい気はしてしまう。それは来年に期待したいところだ。
と、ここまで魅力を解説してきたが、紹介したカレンダーすべてに言いたいことがある。フジテレビで言えば、西山喜久恵や佐々木恭子といった局を支えてきたベテランの方々が掲載されていないのは、如何なものか。それぞれの年代のアナウンサーの魅力を、存分に楽しみたいと考えるのは、筆者だけではないはずだ。
以上、これから女性アナウンサーカレンダーを購入する方は参考にしてみてほしい。