星読みヒーラーyujiが占う、“破壊と再生”の2020年 「あらゆる常識が崩れ去る、確実なことなんて一つもない」(前編)

 Amebaブログ、Amazon売り上げランキングともに「占い」カテゴリの1位にランクインし、有名人もお忍びで通う、いまや、予約の取れない超人気“星読み”ヒーラーyuji。作家・吉本ばなな氏に「星を読むために生まれてきた男」と書籍の帯文で評された新刊『yujiの星読み語り』を12月14日に上梓したばかりのyuji氏に、占星術の視点から2020年がどんな1年になるのかを、詳しく予想してもらった。来るべき時代の変革からラッキースポットに至るまで、さまざまな角度からの“星読み”インタビューを、年末特別企画として前編、後編に分けてお届けする。(国実マヤコ)

人生のストーリーを読むために、星を読む

――『神さまと雇用契約を結ぶ方法』『神さま手帖』に続いて、待望の“星読み”本『yujiの星読み語り』が出版されました。

yuji:ブログやツイッターで、本格的に“星読み”の発信を始めたのは、ここ2~3年のことです。占星術を専門にされる方は多くいて、自分は個人鑑定のみでいいと考えていました。ところが、ブログをスタートして1年くらいでしょうか、一気にランキング1位に躍り出て、僕のことを知ってくださる人が急増したんです。そのタイミングで本のオファーを頂き、発売時期も、占星術的に大変革のときを迎えようとする時期にドンピシャ。そこで、その変革の波にのまれるのではなく、波にきれいに乗るための手引き書、ガイド本として出版することに決めました。

――一般的な星座の占い本とは一線を画す奥深さで、哲学的な印象すら受けます。また、ポピュラーな太陽星座だけではなく、水星、木星、DH(ドラゴンヘッド)、DT(ドラゴンテイル)、それから月と、読み解く項目も多岐にわたっている。私たち星読みの素人が、自身のホロスコープ(個人を占うための天体の配置図)を読み解くコツはありますか?

yuji:僕が実際の鑑定でもやっていることですが、「自分の人生をストーリーとして捉える」ということですね。たとえばシンデレラのように、裕福に産まれたにもかかわらず、途中何らかの理由で極貧になり、継母にいじめられ、そこから王子様に出会い、V字回復でガツンと復活をするというように。そういう感動のストーリーのようなものを、星たちは僕らに経験させたがっています。そのストーリーの中に落差があればあるほど、感動の度合い、あるいは人間としての修行のレベルというものが大きくなります。たとえば、30キロしかあげられなかったガリガリの貧弱君が120キロのバーベルをあげたら、そこには感動がありますよね? そういうストーリーが、実は世の中にはたくさん転がっています。

 自分の魂のストーリーが何から何へ向かおうとしているのかを知ることが、もっとも大切です。もし自分の魂の舞台が「スターウォーズ」だとしたら、「おしん」を演じる必要はありません。つまり、その舞台におけるスタートとゴールさえわかれば、物語のなかで太陽がどういう輝きをするのか、どこで木星から成功や拡大の風を受ければいいのか、あるいはアンカーポイント、すなわち乗り越えないといけないポイントとしての土星がどんな存在なのかが、自然にわかってきます。

 もちろん星を使わなくても人生は進んでいきます。でも、星を使わない人生より、使った人生の方がよりドラマチックになり、振り幅も増えるので、正しく活かした方がいいんじゃない?ということを本に書きました。だから、皆さんが人生の岐路で選択肢に迷ったとき、この本をパラパラとめくっていただいて、「もしかしたら、自分は土星から逃げようとしているんじゃないか?」と気づくことさえできれば、「立ち向かっていけばご褒美が出るんだから頑張ってみようか」と自分を奮い立たせることができる。この本は、そういう使い方をしていただけるといいと思っています。


――ストーリーとして、俯瞰で見ることがポイントですね。

yuji:そうです。だから僕は鑑定をするとき、かならずストーリー仕立てでお話するんです。基本的に、その人の人生を“点”だけでは見ません。「私、こういうことで迷っているんですけど、どうでしょう?」と聞かれたとしても、その人の人生のストーリーを知らなければ、それが善なのか悪なのか、わからない。『渡る世間は鬼ばかり』の舞台で『スターウォーズ』のライトセーバーを振り回したところで、意味がありませんから(笑)。

2020年、いったいどんな年になる?


――年末も押し迫り、そろそろ気になっている方も多くいらっしゃると思うので、2020年の星の流れについて、お話いただけますか?

yuji:まずは、おさらいになりますが、2018年は削り出し、いわゆる禊(みそ)ぎの年で、不得手なことや余分な垢のようなものをそぎ落としていく年でした。2019年はそぎ落として空いた空間に、新しい種を植える年。そして2020年はいよいよ種が芽吹いて、自分の新しい城、プランターでも菜園でもいいんですが、そういうものが形成されていく年です。それが大まかなこの三ヶ年の変化ですね。数値にたとえるならば、最初に100あったものが30に減り、それがまったく違う新しいものに変化し、変化したものが100になったり150になったりする、そういう星の流れです。

 では2020年のメインテーマとして、いったいどんなことが起きるかといいますと、「破壊と再生」という側面が強いといえるでしょう。「え、何が壊されるの?」と不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、こう考えてみてください。いわゆる健康系の本などを読むと、人間の細胞は2週間で生まれ変わり、赤血球も6カ月で変わるとか、そういうサイクルがあるということが書いてあります。このようなサイクルは、人間の身体だけに当てはまるものではないんです。つまり僕たちが生きる社会というものも、何百年ごとにかならずこういったサイクル、いうなれば新陳代謝のようなものをくり返しています。

 2020年は、まさにその新陳代謝のピークを迎えるような年です。古い細胞がボロボロと剥がれて、内側から新しい細胞が出てくる。しかも、その作用の力がとにかく大きい。極端にいえば、肌の表面だけではなく、深い真皮にのこっているニキビ跡すら消えてしまうくらいの、巨大な新陳代謝が起きます。そこにニキビがあったことなんて、まったくわからないくらいの変化、ということです。

――なるほど、文字通り「破壊と再生」ですね。では、私たちの生活上、ビジネス上では、具体的にどのような変化があるとお考えになりますか?

yuji:本来であれば、僕の仕事柄「人間関係はこうなるでしょう」「お金の使いかたはこうなるでしょう」なんて言うべきところですよね。ただし、残念ながら2020年に変わるものは、仕事や人間関係のうわべの部分ではなくて、もはや、世界構造の土台そのものなんです……。それがこれだけ前段階の説明が長くなっている理由の一つです。

 世界構造の土台が変わるとなれば、仕事や人間関係のうわべの部分についてのみ言及することが不可能になりますよね。これはたとえ話ですが、仮に、かつてのリーマンショックの5倍くらいのインパクトが起きるとしたら、もはや社会構造自体がどうなるかわかりません。したがって、表層的な、うわべだけのことは語れません。

 どれくらいのインパクトかわかりやすくお伝えしますと、仮に令和のいま“金さん銀さん”がご存命だったとしても、彼女たちですら体験したことのないような衝撃が起こるでしょうね(笑)。僕はそれを覚悟しているがゆえに、今年は旅(※「ゆじたび」のこと。後編参照)に出ました。もちろんそれは冥土の土産ということではなくて、変化の余波に備えるための準備です。かつてない衝撃の前に、自分自身を激変させておこうと考えました。

――なるほど。単純に「こうなりますよ」というレベルの話ではない?

yuji:そうですね。たとえば、これはあくまで比喩なので文字通りの不安を持たないで欲しいのですが、あらゆる天災が一変にくるようなもの。もう「破壊と再生」というレベルですらないかもしれませんね。それほどの変化がくるというメッセージが、星を読むと出てきます。

 とはいえ、健全に生活している人、いわゆる自分の天分を生きている人には、それほどの衝撃はないはずなので安心してください。ただし、どんな人であろうと大地が揺れたら多少の影響はあります。あのリーマンショックがあったときも、金融業界の方々はもろに打撃を受けたわけですが、当時インテリア業界に足を突っ込んでいた僕ですら、発注が減ったり、取引自体が消失したりと、かなりの余波を受けました。つまり、震源地でなくとも周囲にいれば、それなりの打撃を受けるもの。したがって、“影響ゼロ”で済む人は、ごくごく少ないかもしれません。

 本には詳しく書きましたが、、2018~2020年の3年間は、「世界が変わる3年間」。つまり、社会の常識や固定観念が覆されて、新しい価値観が芽吹くとき。少し難しい言葉ですが、これを「サードパラダイムシフト」と呼びます。僕たちはいま、まさに「サードパラダイムシフト」の渦中にいるということです。持つべき武器も変わりますし、極端にいえば憧れる存在、あるいは強者の定義すらも変わってしまう。たとえば武士に対して、廃刀令が出て、刀が取り上げられる。それにいくら対抗したところで、銃で撃たれておしまいというイメージに近いかもしれません。その代わり、古い固定観念にとらわれず、きちんと自分軸をもってオリジナルを創造できる人であれば、新しい幸せな価値観を得ることができるはずです。

――単に怖がるばかりの話ではなさそうです。いかに変化に惑わされない自分軸を持つか、ということがポイントになりそうですね。

yuji:自分さえしっかりしてれば、変に怖がる必要はありませんよ。先ほど、ニキビのたとえで新陳代謝といいましたが、つまるところ、膿だしの超強力版だと考えてみてください。その膿を出すためにどれくらい土を掘りかえすかといえば、徳川埋蔵金を掘り出すレベル(笑)。もしかすると、マントル層にまで届く勢いかもしれませんね。

 ですから芸能界であるとか政治関係でも、「まさかそんなところが!?」という大企業などに、ぼこぼこと何らかの変化が出てくるはずです。すでに2019年もそういう問題が多くあったという印象を受けている人もいると思いますが、序章に過ぎません。本当の波はこれから来ます。おそらく、すでにポジションを持っている人ほど、しんどいと思いますよ。さらに、感性が古くなっていると、下の細胞が出てこれないので、ニキビ跡が治りません。したがって、安定感があると思われている大きい企業こそ、何が起きるかわからない、といったところですね。

 特に、1月、3月、5月、9月、12月あたりは、もろもろ出てきそうです。「奇数月はあやしい」と思っていただいてもよいでしょう。とはいえ、来年は毎月何らかが起こるはずですが……。

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