韓国SSWの新星・HANRORO、「愛と繋がり」を伝える意味 日本初ステージ『サマソニ』で放った規格外の存在感

【インタビュー】日本初ステージを終えて、韓国から海を越えて音楽が届く実感

HANRORO (courtesy of SUMMER SONIC 2026)

――まず、『サマソニ』のステージを終えた今の率直な感想を聞かせてください。

HANRORO:YouTubeの映像でしか観たことがなかった『SUMMER SONIC』のステージに自分が立ったということが、まだ実感できていません。たくさんの観客の皆さまに足を運んでいただいたおかげで、緊張感を和らげることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

――今回が『サマソニ』初出演でしたが、出演が決まった時はどんな気持ちでしたか?

HANRORO:韓国国内を超えて、より多くのリスナーに自分の歌を届けられるんだ! という、 嬉しい気持ちがまずいちばんにありました。

――実際にステージに立ってみて、日本のお客さんの反応はいかがでしたか?

HANRORO:音楽を楽しむ姿勢が本当に多様だと感じました。目を閉じて黙々と聴いている方もいれば、周囲の視線を気にせずひとりでリズムを乗っている方もいました。そんな皆さんのリアルでありのままのリアクションを目に焼き付けた瞬間がいちばん記憶に残っています。

――デビューから4年ほどで、ライブの規模も大きくなり、海外で歌う機会も増えています。ステージに立つ自分自身にはどんな変化を感じていますか?

HANRORO:ステージ上での動きや視野に制限がなくなった点がいちばん大きな変化だと感じています。 最初の頃のステージではマイクを握りしめて、目を閉じながら歌っていましたが、今ではステージを動き回りたい時は動き回り、観客に歌を委ねたい時は任せ、客席側に降りて、一緒に盛り上がりたい時は飛び込んでいく……そんな自分なりの余裕が、デビュー当時に比べて確実に生まれたと思います。

『リリイ・シュシュのすべて』、是枝裕和監督作品……HANROROと日本カルチャー

courtesy of SUMMER SONIC 2026

――「Let Me Love My Youth」から始まり、最近は「Landing in Love」や「0+0」など、より多くの人に楽曲が届くようになりました。自分の音楽が広がっていることをどのように感じていますか?

HANRORO:想像以上に多くの方が、“慰めと愛”というシンプルなメッセージを心から求めていらっしゃるのだと実感しております。みんな私とどこか似ていて、生きていくことって、もしかすると大したことないのかもしれないという結論ににたどり着くんです。だからこそ私は、日々の暮らしにささやかな幸せや手助けを添えられるようなメッセージを、もっと自分の音楽にこめていきたいという、心地よい責任感を感じています。

[MV] 한로로 (HANRORO) - 입춘 (Let Me Love My Youth)

――2026年には『韓国大衆音楽賞』で「今年の音楽人」を受賞しました。大きな評価を受けたことで、音楽を作るうえで意識が変わった部分はありますか?

HANRORO:先ほどの質問に対する回答の延長線上にあるお話になるかもしれません。 実は、大きな変化はありません。多くの方に認められ、注目していただけたのは、人々の心をそっと包み込むような何かが私の音楽のなかに感じられたからだと思っています。だからこそ、その何かとこれからも黙々と着実に向き合い続けていきます。きっと今後もその姿勢は変わらないと思っています。

[MV] 한로로 (HANRORO) - 사랑하게 될 거야 (Landing in Love)

――こうして活動規模が大きくなっても、「今を生きる若者に寄り添う」という部分は一貫しているように感じます。今、HANROROさんが音楽を通して最も伝えたいことは何でしょうか?

HANRORO:愛と繋がり。結局のところ私たちは私たちという共同体のなかで支え合い、愛し合っていかなければなりません。その前に、「まずは自分自身を愛してみるのはいかがでしょうか?」という問いかけを、これからもリスナーの皆さんに届け続けていきたいです。

[MV] 한로로 (HANRORO) - 0+0

――最近では「残酷な天使のテーゼ」の韓国語カバーも発表しました。日本の音楽やカルチャーから影響を受けたものはありますか?

HANRORO:個人的に日本の映画がとても好きです。 いちばん好きな映画は『リリイ・シュシュのすべて』。実際に『JAMONG SALGU CLUB』というアルバムと本を企画する過程で多くの影響を受けました。 そのほかにも、是枝裕和監督の作品を観て、人生についてしみじみ考えたり、食事の時には面白いアニメを観たりしています。

[Special Clip] 한로로 (HANRORO)_ 잔혹한 천사의 테제 : J-POP REMAKE Vol.2

――今回の『SUMMER SONIC 2026』をきっかけにHANROROさんを知る日本のリスナーもいると思います。これから日本でやってみたいことや立ってみたいステージはありますか?

HANRORO:『SUMMER SONIC』のより大きなステージに、立ってみたいです。『FUJI ROCK FESTIVAL』にも出てみたいです。このようなステージをはじめ、これからも皆さまと出会える機会を継続して作っていくとともに、音楽を通して国籍を越えたあたたかい慰めをお届けできるよう努めてまいります。よろしくお願いいたします!

courtesy of SUMMER SONIC 2026

■公演情報
『HANRORO 1st Live in Tokyo』
9月8日(火)OPEN 18:30/START 19:00
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE(東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム6F)

<チケット>一般発売中
受付URL:https://sakuticket.jp/event/HANRORO_1stLiveinTokyo

HANRORO オフシャルサイト:https://hanroro.jp/
STAFF X:https://x.com/hanroro_staff
Instagram:https://www.instagram.com/hanr0r0/
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