Noah Cooper、ナナジュウハチ、BLOOD BOY、Gaku Kano、motorpool……【TuneCore Japan コラボ】次世代アーティスト紹介 Vol.12

 「誰でも」世界中(185カ国以上)の配信ストア・プラットフォームへ配信できる、ディストリビューションサービスを展開しているTuneCore Japan。同社とリアルサウンドがコラボレーションし、インディペンデントアーティストの楽曲プロモーションをサポートする企画「MEDIA NETWORK」では、注目すべき次世代アーティストたちの独自性や魅力について、より音楽的な視点からレビューしていく。

 第12回となる今回は、Noah Cooper & Destiny Hope Tiara「2AM」、ナナジュウハチ「タイムラプス」、BLOOD BOY & Destiny Hope Tiara「we don't care」、Gaku Kano「Luscious Illusion」、motorpool「Erosion」の5作品をピックアップした。(編集部)

Noah Cooper & Destiny Hope Tiara「2AM」 

 ラッパー Noah Cooperとシンガーソングライター Destiny Hope Tiaraによるコラボレーション楽曲「2AM」。同曲は、8月5日にリリースされたNoah CooperのEP『LOV3』に収録。男女それぞれの視点で歌いながら、終わりへと近づく恋愛を立体的に浮き彫りにしている。終止符を打つ瞬間を避け続ける男性。堂々巡りのまま過ぎていく時間に困惑している女性ーー修復不可能な姿を映し出すコントラストが切ない。このコラボが気に入った人には、覆面音楽プロデューサー Louis Visionが手掛け、2024年にリリースされた「Far Away」もおすすめ。PVCMVN名義だった頃のNoah CooperとDestiny Hope Tiaraは、この曲でも絶妙なコンビネーションを発揮している。

アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists?id=939161
配信リンク:https://linkco.re/r3zerUn6?lang=ja

ナナジュウハチ「タイムラプス」

 作詞曲、トラックメイク、映像、アートワークも自身で手掛けているシンガーソングライター ナナジュウハチ。「タイムラプス」は、ピアノと歌声のみのシンプルな編成で感情を豊かに伝える。描かれているのは、過ぎていく時間のなかで周囲から取り残されていく感覚。焦燥感と劣等感を募らせているが、理想を決して手放さない決意が滲む。〈まだここに まだここにいるよ〉が印象的。何も手にしていない自分を全面的に否定するのではなく、未完成をありのままに受け入れながら生きる姿には、希望が確かに宿っている。静かな幕開けを経て、メロディを彩っていく多重録音のコーラスが清らかで美しい。歌詞はもちろん、歌声のハーモニーも力強い意志を示している曲だ。

アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists?id=856455
配信リンク:https://linkco.re/dvrGP6hv?lang=ja

BLOOD BOY & Destiny Hope Tiara「we don't care」

 19歳の音楽プロデューサー/ビートメイカー BLOOD BOYとシンガーソングライター Destiny Hope Tiaraによるコラボ曲「we don't care」。プロデュースはBLOOD BOYが担当し、TOKIDOKI KURUMIがビートアレンジで参加。輝度を高めていくかのような展開が心地よい。ドリーミーなシンセサイザーの音像、グルーヴィーに躍動するベース、程よいテンポのビートは、昂揚感とダンス衝動を着々と加速してくれる。デジタルなエレクトロニックサウンドと、仄かなハスキーさで温もりを醸し出すDestiny Hope Tiaraの歌声の融合が絶妙。ダンスミュージックをあまり聴かない人も、ビートに身を任せて踊る喜びを自然に感じられると思う。

アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/BLOODb
配信リンク:https://linkco.re/4CDRhRZ1?lang=ja

Gaku Kano「Luscious Illusion」

 東京を拠点に活動するジャズミュージシャン/コンポーザー/マルチサウンドクリエイター Gaku Kano。「Luscious Illusion」は彼のソロ楽曲だが、LAで活動するドラマー/シンガーソングライター Roni Kaspiとの連名で3月にBLUE NOTE PLACEで開催したライブで初披露。楽器演奏とプログラミングの多重録音を全てGaku Kanoが手掛けて構築。ドラム、ベース、キーボード、シンセサイザーが温かく響き合うネオソウル系のサウンドのなかで存在感を放っているのは、ボコーダーによる歌声。デジタルな音色の歌声が、ソウルフルなフィーリングを醸し出している。モダンな手法で制作されているのにもかかわらず、どことなく懐かしさも覚える不思議な聴き心地だ。

アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/Gaku-Kano
配信リンク:https://linkco.re/N8ETsSse?lang=ja

motorpool「Erosion」

 西川真琴と山崎あおいによる男女ユニットとして2018年に始動。今年4月から5人編成のバンドとなったmotorpool。空間系のエフェクトをかけたギターサウンド、軽快にステップを踏んで踊りたくなるビートの風味は爽やか。しかし、描かれている感情は狂おしい。「Erosion」は、“浸食”という意味。〈化けの薄皮 剥がれ落ちたら/むき出しになった神経回路〉など、抱え込んでいた感情を解き放っていく過程が歌われている。波風を立てずに日々を送るために衝動を抑制する理性や常識は、心を覆う皮膜のようなもの。この曲は、浸食によって剥き出しとなる感情の蘇生と深呼吸をイメージさせる。自分自身の現実と重ねて感情移入するリスナーが多いはず。

アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/motorpoolmusic
配信リンク:https://linkco.re/nV7h42f7?lang=ja

■関連サイト
TuneCore Japan:https://www.tunecore.co.jp/
MEDIA NETWORK:https://www.tunecore.co.jp/wanted/medianetwork

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