Ado、自身のなかの“かいぶつ”を語る「エゴは悪いことではない」 『ブルーロック』主題歌「モンストロ」との共鳴
Adoのなかに宿る、Ado自身も知らない“かいぶつ”の正体
――Adoさんがおっしゃったように、サッカー選手だけじゃなく、クリエイターやアーティストもステージに立ったらエゴイストじゃないといけない部分が絶対にあると思うんです。Adoさんも普段とステージに立った時では、全然違うものが出てくるところがきっとありますよね。AdoさんのなかにもAdoさんの知らない“かいぶつ”のようなものがいるというか。
Ado:とてもあります。自分のライブ映像を見返した時に、自分の動きを直視できないところもあります。というのも、ライブの私が別人すぎると感じてしまって。ライブをしている時は、熱気もありますし、お客さまもまわりも熱くなっていますが、ひとりでいる時にライブ映像を観たりすると、「ちょ、ちょ、ちょっと待って!」となってしまって。日産スタジアムでのライブ映像を先日観たのですが、「モンストロ」でボックスの外に出ていった時に、お客さまに投げキッスをしていて……「何?」「え?」と思いました(笑)。冷静になった時に「ありえない」と思ってしまいますが、そうやって本番で出てくるエナジーやアドレナリンのようなものはまさにエゴだと思います。
――日産スタジアムで「モンストロ」をやった時の光景は素晴らしかったですし、解放されている感じがすごくありましたよね。
Ado:あの景色は本当に素晴らしかったですし、まだ未配信の楽曲ではありましたが、「キター!」とお客さまの全身にたぎる感覚というのが伝わってきて、すごく楽しかったです。
――そうやって“かいぶつ”を解放することに楽しさを感じているからこそ、ライブをずっと続けているところもあるのかもしれないですね。
Ado:そうですね。先ほども「自由になれた」と言いましたが、その自由こそが自分の解放であり、これまで積み上げてきた自分であり、己のなかに眠っているまだ知らぬ自分であり、それを全部ステージ上で解放して“Ado”という存在になる――いちばん“Ado”として生きているのは、あの瞬間だと思います。そういう意味での自由、そして「モンストロ」という名の“かいぶつ”、エゴかな、と。『Ao』のステージ上で歌っている瞬間は、ものすごくエナジーを感じましたね。
――ryoさんの歌詞は、サッカーをイメージさせる言葉がたくさんあるなかでも、最終的にはライブやステージでパフォーマンスをしているAdoさんの姿が重なっていくような歌詞で。だからこそ、Adoさんが歌う意味もあるなとすごく思いました。
Ado:『ブルーロック』という作品はサッカーが主題ではありますが、私の精神にもすごくぴったりだなと思っています。『ブルーロック』にとっても、ライブをするAdoとしても、「モンストロ」の歌詞はすごくぴったりだと思いますし、私自身も歌っていて共感できる部分が多くあります。人生と重なる部分もものすごくありますし、レコーディングして完成した音源を聴いてもかなり気持ちが熱くなります。
――〈進化力 おののく/止まらない喉が暴れる〉って、すごくAdoさんなフレーズですよね。
Ado:「私のことかな?」と嬉しく思いました(笑)。
――今回の映画では「綺羅」も劇中歌として起用されていますが、この曲はもともと「アディダス」のサッカー日本代表ユニフォームソングとして作られた曲で。今年はAdoさん、サッカーとの関わりが続いていますよね。『FIFAワールドカップ2026』でも世界中がサッカーに熱狂したわけですけど、Adoさんはその熱に触れて、どんなことを感じましたか?
Ado:『ワールドカップ』の日本対ブラジルの試合をリアルタイムで観ていたのですが、本当に「がんばれ!」という気持ちでいっぱいでした。悔しい結果になってしまったとは思うのですが、「悔しい」と思える結果になったというのも本当に素晴らしいことだと思います。選手の皆さまも、もちろん現地にいたお客さまも、観ていた全員が「2030年は絶対に負けない」と思ったと思いますし、私は少なくともそう感じました。
――もちろん音楽とスポーツは違いますけど、人を巻き込んで熱狂させていくことだったり、“悔しさ”がさらに大きな力になっていくという点では通じる部分もあるような気がします。
Ado:通じると思います。選手やアスリートとアーティストは、すごく似ている気がしています。やっていることは違っても、アーティストはプロデューサーやマネージャーに支えられていて、一緒に話して「ああしよう」「こうしよう」といろいろ作戦を立てる。サッカーにもチームがあって、監督がいて、私にも“Adoチーム”というチームがある。でも、実際にステージに立つのは自分です。チームがあっても、試合に出るのは選手自身で、アーティスト自身。そう考えると、通じるものはすごくあると思います。
■リリース情報
Digital Single「モンストロ』
配信中
配信URL:https://ado.lnk.to/monstruoPR
作曲編曲:Giga & TeddyLoid
作詞:ryo (supercell)
Ado アーティストページ:https://www.universal-music.co.jp/ado/
Adoのドキドキ秘密基地:https://ado-dokidokihimitsukichi-daigakuimo.com/
X:https://x.com/ado1024imokenp
STAFF X:https://x.com/ado_staff
Instagram:https://www.instagram.com/ado1024sweetpotet/
YouTube:https://www.youtube.com/Ado1024
ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/user/39170211/mylist/58569901
TikTok:https://www.tiktok.com/@ado1024osenbei
LINE:https://page.line.me/691gfnft
■作品情報
『ブルーロック』
公開中
原作: 金城宗幸・ノ村優介『ブルーロック』(講談社「週刊少年マガジン」連載)
出演:高橋文哉
櫻井海音 高橋恭平 綱 啓永 野村康太/K(&TEAM)
青木 柚 西垣 匠 富本惣昭
倉 悠貴 東 啓介/畑 芽育
窪田正孝
主題歌: Ado 「モンストロ」(Capitol Records/ユニバーサル ミュージック)
制作: CREDEUS
監督: 瀧悠輔
脚本: 鎌田哲生
音楽: MON/KU 出羽良彰 西木康智 KAY Nic Gitter
製作: CK WORKS
配給: 東宝
©金城宗幸・ノ村優介/講談社 ©CK WORKS
『ブルーロック』オフィシャルサイト:https://bluelock-movie.jp/
X:https://x.com/BLUELOCK_MOVIE
Instagram:https://www.instagram.com/bluelock_movie/
TikTok:https://www.tiktok.com/@bluelock_movie