前代未聞の“リアル×バーチャル”日韓ガールズグループ「Girls Archives.」誕生! デビュー直前、歴史の始まりを語り合う
“もうひとりの自分”は、内面を隠すためではなく“見つける”ためにいる
――記録/記憶を意味する“Archives”というワードが入ったグループ名「Girls Archives.」を、どのように受け止めていますか?
YUISA:名前に“Archives”と入っているので、これから私たちの活動を、いろいろな形で記録していくんだろうなって。これからの活動が楽しみになりましたし、とても気に入っています。
――現実のメンバーと、みんなの内面から生まれたバーチャルキャラクターが連動していくというコンセプトを最初に聞いた時は、どう思いましたか?
ENA:最初に5人で集まった時は、まさかこんなコンセプトになるとは想像していなかったので、すごく新しいと思いました。ただ、“もうひとりの自分”がいるということは、自分の内面にあるものも表に出ていくことだと思ったので、最初は少し違和感もありました。でも、今はバーチャルキャラクターもかわいいですし、自分たちが書いているダイアリーも含めて、内面から生まれる“もうひとりの自分”というキャラクターが楽しみであり、すごく深いなと感じています。とてもいいコンセプトだと理解しています。
――コンセプトにもキーワードで書かれていた“ダイアリー”とは、みなさんにとってどんな存在なのでしょうか?
ENA:自分たちの日常や、そのときに思ったことをひとりずつ書いています。そこに書いた自分の考えから、“もうひとりの自分”の性格が出来上がっていくような存在なんです。
SOJEONG:私にとっては新しい挑戦です。バーチャルキャラクターは“もうひとりの自分”のような存在なので、“ダイアリー”を通じてこれからどうなっていくのかが気になります。
SEOYEON:自分の内面を活かした“もうひとりの自分”が表に出ると考えると不思議です。でも、自分の中にある別の性格を見せられる機会でもあるので、これからの活動でいろいろな姿を見せていきたいです。
HINARI:この世界とは違う、もうひとつの自分の居場所ができたと思っています。疲れた時や気持ちが揺れた時に、“もうひとりの自分”がいる場所へ帰るような、別の居場所や空間ができたことがうれしいですね。
――日本と韓国のメンバーが一緒に活動するなかで、お互いから刺激を受けることはありますか?
ENA:日本と韓国では、育ってきた環境や生活などの違いがあります。日本の人は、みんなに優しくしようとして、遠回しに言葉を伝えることがあるけれど、韓国の人は、優しさはありつつも、はっきり伝える。そういう違いも、一緒に生活するなかで感じています。みんな育ってきた環境が違うので、いろいろな世界があるんだなって刺激を受けています。
SOJEONG:お互いの言語を学び合えることが刺激になっています。日本語では「マジそそるぜ!」という言葉をアニメで知りました(笑)。
HINARI:それから、「シャバンシャバン」。日本語では“キラキラ”という意味なんです。
「Reborn」に重なる5人の覚悟――〈私じゃなきゃダメなの〉
――プレデビュー曲「Reborn」を初めて聴いた時、どんな印象を持ちましたか?
ENA:最初に聴いた時は、最近の曲らしい強いベースや煌びやかな音で、未来っぽい曲だと思いました。その後、歌詞をつけて歌い、あらためて聴いてみると、勇気づけてくれる曲でもあると感じました。今の時代にはない、新しい感覚の曲だと思います。
SEOYEON:初めて聴いた時は、楽しい印象がありました。そのあと歌詞を翻訳して意味を調べたら、自分に合う、すごくいい歌詞の曲だと思いました。
SOJEONG:感傷的なところがありながら、力強さも感じられる曲だと思いました。
YUISA:爽やかさのなかに切なさもあって、特にサビの爽やかさが好きです。歌詞も考えさせられる内容で、そこがとても印象的でした。
HINARI:まず、歌詞が自分とすごく合っていると思いました。自分の内面と照らし合わせても、当てはまることがたくさんあったんです。曲調も含めていい曲だと思いました。それは、きっと私だけではなく、聴いてくださる世界中のみなさんにも、当てはまることがあると思います。たとえ言葉がわからなくても、想いが伝わるような感情を乗せられる歌にしたいと思って歌いました。
――「Reborn」の歌詞で、特に心に残った言葉を教えてください。
YUISA:私は〈私じゃなきゃダメなの〉という歌詞が好きです。デビューするにあたっての、自分の覚悟のようなものを感じました。共感できる、大好きな言葉です。
ENA:冒頭の〈誰かが描いた運命とか〉、〈誰かの望む私じゃ嫌だ〉という歌詞が本当に好きです。以前、家族や親戚から「ENAは将来こうなっていたらいいね」と言われることがありました。一時期は、みんながそうなってほしいなら、私もそうならないといけないのかなと思ったことがあったんです。でも、ただ流されるのではなく、ちゃんと自分を保ちながら、誰かが望んでいる私ではなく、自分がなりたい私になる。そういうことを歌っているように感じて、すごく好きになりました。
HINARI:私も〈誰かの望む私じゃ嫌だ〉というフレーズが大好きです。映画を観た時も、この言葉がサファイアの心情とつながっていると感じました。
――先行してティザー映像もYouTubeなどにアップされていましたが、歌やダンス、表情を含め、パフォーマンスで注目してほしいところは?
SOJEONG:振り付けには、それぞれ意味が込められています。その意味を考えながら観ていただくと、より楽しんでもらえると思います。
YUISA:サビに、手を回してリボンを作る振り付けがあります。動きそのものもかわいいのですが、片方が現実の私だとしたら、もう片方が生まれ変わった私、という意味を込めています。とてもきれいな意味だと思うので、そこに注目してほしいです。