【つば男 特別対談】チーフマネージャー 堀切裕真×TAKA(CUBERS) スローガンの真意、見つめる今と描く未来

TAKA「20時間くらいレコーディングしました」ーー振り返るCUBERS時代の思い出

ーーTAKAさんはつば男の音楽へのこだわりについて、どのように考えていますか?

TAKA:演者に求められているのは、楽曲制作後、どうやってパフォーマンスをしていくか、どう育てていくかだと思うんです。音源を聴いているときには聴こえなかった音が、振り付けありきでみると聴こえてくる場合もあるし、ライブで観るとまた違う聴こえ方をすることもある。演者がパフォーマンスするところまでが楽曲制作の一部であり、いわば楽曲づくりの第二フェーズだと捉えています。そうした意識を持ってアドバイスや演出を行うようにしています。

ーーちなみに「1小節も最後の1音まで妥協しない音楽」というのは、メンバーにはどのように落とし込んでいるのでしょうか?

堀切:そこはどちらかといえばクリエイティブチームの試されているところだと思っているので、メンバーに細かく落とし込むことはしていません。大人が責任を持っていいものを作る。そうすれば、メンバーにもお客さんにも伝わるものがあるんじゃないかと思っているので。もちろんメンバーに「1小節も最後の1音まで妥協しない音楽」というコンセプトは伝えているので、言わずもがな伝わっていると思います。

ーー作っている人たちが、妥協せずに本気で作っているから、メンバーはその思いを背負ってパフォーマンスしてくれる。

堀切:そうです。バトンを渡すような感覚です。

ーーそんなつば男の音楽が詰まっているのが『つば男ベスト』。アルバムにはCUBERSの「Samenaide」を、TAKAさんと今のつば男メンバーが歌ったバージョンが新たに収録されています。

TAKA:それこそCUBERSでこの曲をレコーディングしたとき、堀切さんがものすごくこだわってくださって。日を跨いで20時間くらいレコーディングしました。

堀切:僕が歌ディレクションもしたんですが、一音も修正しないくらいのものを録りたくて、200テイクくらい録りました。

TAKA:その曲がこうやってCUBERSの解散後、また新たな形で収録されて、育ってきているのはうれしいですね。当時はこんな未来は想像していなかった。何が起こるかわからないから楽曲作りって面白いなと思うし、責任を持って作ることは大事だなとあらためて思いました。

ーー今回のレコーディングはいかがでしたか?

TAKA:楽しかったです。ひさしぶりのレコーディングだったので、少しでも長くレコーディングブースにいたくて、満足していない感を出して「もう1テイクいいですか?」とか言っていました(笑)。

ーー後輩たちが「Samenaide」を歌ってくれているのはいかがでしたか?

TAKA:違った良さを感じました。ただ……「あれ? CUBERSのメンバーの声が入ってる?」って思うくらい、メンバーの声が染み付いていることに気づいて。そこにちょっと寂しさも感じました。それは僕が9年間、CUBERSとしてやってきたからこそ感じるものだと思うので、この気持ちも大事にしたいなと思いましたね。

ーーちなみに後輩グループの収録曲のなかで、TAKAさんが歌ってみたい曲を挙げるとしたら?

TAKA:世が世の「俺ならやれそうじゃん?」は『つば男FES』のシャッフル企画でやってみたかったです。

堀切:へぇ! そうだったんだ。

TAKA:はい、この曲好きなんです。現役時代の『つば男FES』で、世が世がこの曲をパフォーマンスしているのを観て「こいつら、とんでもないことになりそう」って思ったのがこの曲だったんです。

ーーでは今年の『つば男FES』で……。

TAKA:いや、それは。“俺ならやれなさそう”です(笑)。歌ってみたい曲で言うと……堀切さんが新しくCUBERSのために作ってくれる曲を歌いたい。堀切さんのなかでも作る曲って変わっていると思うので、堀切さんが今やってみたいと思う曲を歌いたいなって。

堀切:ええ!?

TAKA:当時は「売れないといけない」という気持ちが先行しちゃって、楽しむことに全振りできなかったので、「音楽を楽しむ」という原点に立ち返って歌いたいですね。

つば男が見据える高い目標

ーーいつか実現することを願っています。つば男としての今後のビジョン/目標を教えてください。

堀切:ひとつは、『つば男FES』を国立代々木競技場 第一体育館で開催したいということ。もうひとつは、『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に出場するグループを、つば男から輩出することです。そのためにはまず基盤をつくり、そのうえでヒット曲を出す。その後、グループとしてのヒットにきちんと繋げるフェーズを経て、最後につば男全体のヒットへと繋げていく。そのためにも、まずは基盤をつくることが最優先であり、取り組むべきだと考えてスローガンを発表して今作のベスト盤のリリースに至ります。これまでも本気でやってきましたが、本当の意味でようやくヒットを狙っていくフェーズに入りました。まだまだ先は長いですね。

ーーTAKAさんが今後のつば男に期待することはどのようなことでしょうか?

TAKA:僕が思うつば男の良さは、正解に当てはめようとしないこと。今までも、ほかの事務所ではやらないようなことにたくさん挑戦してきましたし、うまくいったこともあればうまくいかなかったこともある。だけどその姿も楽しんでもらいつつ、この先どうなるかわからないという意味ではワクワクしていただけたらうれしいです。“CUBERS”というグループ名にも「枠にとらわれず飛び出していく」という意味が込められていたんですよ。そこが“つば男イズム”として引き継がれているのかなと思うとうれしいですし、僕自身も、ワクワクしながらいろいろなことに挑戦していきたいです。

ーー最後に。つば男にかかわっていて良かったなと思った瞬間やエピソードを教えてください。

TAKA:僕は、形を変えながらも、今もなお夢を見させてもらえているということですね。つば男だったから、このセカンドキャリアを築けたんだと思うんです。僕の人生を彩ってくれて、この先も彩ってくれるであろうことに携われているのは、とても幸せなことだと思っています。

堀切:つば男に携わるということは、たくさんのファンの方の人生と、メンバーの人生が交差し混ざっているということなんですよね。これってとんでもない奇跡で。フリーライブを観ているときに、ふと「僕がつば男をやろうと思っていなかったら、この場所は別の行事をやってるし、今ここにいる演者もファンの方も全員いないのか」って思うことがあって。そう思うと、この場所やこの時間があることだけでも幸せだなって思うんです。楽しそうにライブをしているメンバーがいて、楽しそうにコール&レスポンスしているファンの方がいる。その姿を横で見ているだけでも「つば男を作ってよかったな」と思う。それに尽きます。だからこそ、これをもっと大きくしていきたいし、もっとそれを感じてもらえる人を増やしたいし、大きくなっていく過程で、この幸せな気持ちを何度も味わっていきたいなと思っています。

■リリース情報
『つば男ベスト』『つば男インストベスト』
配信日:2026年8月6日(木)

<収録内容>
[つばさ男子プロダクション]
01. Samenaide(つば男 Ver.)

[CUBERS]
02. メジャーボーイ
03. 全然今しかない
04. あたらしい生活
05. トーキョーラビリンス
06. スキャンダラスKISS〜final act〜

[THE SUPER FRUIT]
07. Seven Fruits
08. チグハグ
09. 青い果実
10. どーぱみんみん あどれなりんりん
11. 御伽話

[世が世なら!!!]
12. ウオー!サオー!
13. 俺ならやれそうじゃん?
14. EGUI
15. KAKURENBO
16. viva☆いー感じっ

[SHY・POCKET PANiC・峯脇]
17. ごめんなSHY
18. 夢が今になるその日まで
19. ウワサのシャイガール
20. 恋のイロハも勉強中
21. ヒト・マニュアル

■公演情報
『つば男FES 2026 – Premium Live Sound -』
日程:2026年9月13日(日)
時間:開場16時15分 / 開演17時00分
会場:東京・豊洲PIT(東京都江東区豊洲6-1-23)
出演:THE SUPER FRUIT / 世が世なら!!! / SHY / シャッフルユニット(OA:つば男YOUTH / つば男KIDS)

<チケット情報>
一般発売中
受付URL:https://l-tike.com/tsubadan/

■関連リンク
<THE SUPER FRUIT>
公式サイト:https://supafuru.jp
X:@supafuru_info
Instagram:@supafuru_info
TikTok:@supafuru_info

<世が世なら!!!>
公式サイト:https://yogayo.jp
X:@yogayo_official
Instagram:@yogayo_official
TikTok:@yogayo_official

<SHY>
公式サイト:https://shy-tsubasa.jp/
X:@shy_info_
Instagram:@shy_info_
TikTok:@shy_info_

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