GANG PARADE、ありがとう、さよなら、そして愛おしき友たちへ! 全員で語り合う最後のアルバムと最後のツアー
GANG PARADEの約10年間と前身グループのプラニメ、POPの軌跡を凝縮したベストアルバム『GANG FINALE』。リード曲を中心に構成されたDISC1、メンバーが1曲ずつセレクトした DISC2、一般投票によるDISC3に収録されている33曲は、解散を発表したギャンパレのこれまでの活動の濃密さを伝えてくれる。現体制の11人による再録で新たな輝きを放つ曲の数々。THEイナズマ戦隊の上中丈弥が作詞、山田武郎が作曲をした新曲「GANG PARADE SO LONG!!」。プラニメ時代から歌い継がれてきた曲のリアレンジ「Plastic 2 Mercy (GANG FINALE ver.)」……すべての曲にメンバーの強い想いが刻まれている。このベストアルバムについて11人に語ってもらった。(田中大)
最後の新曲「GANG PARADE SO LONG!!」、11通りの受け止め方
――THEイナズマ戦隊の丈弥さん、武郎さんが手掛けてくださった新曲「GANG PARADE SO LONG!!」をみなさんはどんなふうに聴ききましたか?
チャンベイビー:イナ戦さんから曲をいただくのは3度目なんですけど、今回も一回聴いただけで頭も心も掴まれました。デモを聴いてすぐにメロディを口ずさめたので、聴いてくださるみなさんにもすぐに〈ギャンパレ SO LONG!!〉と一緒に歌っていただけると思います。
キラ・メイ(以下、メイ):ガヤもいっぱい入っていて、ギャンパレらしい賑やかさがある曲ですよね。GANG PARADEとして最後まで駆け抜けて行くうえで、すごく頼もしい曲をいただけました。
月ノウサギ(以下、月ノ):私たちへのエールを感じて。ギャンパレが終わったあともこの曲を聴く度に力を貰うだろうし、今も力を貰ってます。遊び人(ファンの呼称)の背中を、これからもずっと押していける曲になったらいいなあと思ってます。
ユメノユア(以下、ユア):〈刻んだ日々こそが お前の勲章だ〉は、先輩たちに認めていただけたのかなと、そんな気持ちにもなりますね。ギャンパレだったことを誇って、これからの人生を歩んでいけるように、最後まで走り抜けたいです。
ココ・パーティン・ココ(以下、ココ):自分に向けても歌える曲ですし、丈弥さんからのメッセージだと思いながらレコーディングをしました。遊び人や関わってくださったあらゆるみなさんに感謝も伝えられる曲だと思います。
キャ・ノン(以下、ノン):〈ありがとう さよなら 愛おしき友よ/出会えて良かったぜ 言うまでもないわ〉は、メンバーに対しての言葉であると同時に、遊び人に対する言葉でもあるんです。「本当にこの歌詞の通りだな」と感じます。ライブで歌ったら、どんな気持ちになるんですかね? 歌うのが楽しみです。
キャン・GP・マイカ(以下、マイカ):ギャンパレの曲はトータルで200近くあって、いろいろなジャンルをやってきたんですけど、最後がピースフルな曲で、「私たちらしいな」って。最初は卒業式みたいでしんみりとした感じですけど、突然、雰囲気がガラリと変わるのもギャンパレらしいですよね。振り付けもそれに合わせました。最初は真面目風だけど、わちゃわちゃしたいつもの私たちの感じが始まっていくんです。
――賑やかな振り付けなんですか?
マイカ:はい。最後の新曲だからかしこまっちゃいそうだったんですけど、ギャンパレポーズもふんだんに入れたり、間奏では同期同士で組んだり、ギャンパレの歴史もわかるような振りと構成になってます。
――ギャンパレの歴史、加入順を反映した振り付けといえば、2018年にリリースした「GANG2」がそうでしたよね。加入順に立ち上がったり、かがんだりする振り付けでしたから。
マイカ:「GANG PARADE SO LONG!!」は、歌割りの順番もそうなっているんです。加入歴が若い順で歌ってます。
ユイ・ガ・ドクソン(以下、ドクソン):イントロで歌ってるのは、私なんですけどね(笑)。この曲、〈死ぬまで生きようか!!〉とか、これからのことも励ましてくださっているのも伝わってきて、丈弥さんの優しさを感じます。あたたかくて涙が出そうになるけど、涙が引っ込むくらい大はしゃぎできるメロディと振り付けなのがありがたいです。
ヤママチミキ(以下、ミキ):歌詞のなかにたくさん〈ギャンパレ〉って入っていて、〈ASOVIVA〉〈愚連隊〉とか、ギャンパレにまつわる言葉もたくさん入っているんですよね。「ライブであと何回“ギャンパレ”って言えるんだろう?」と思っていたんですけど、この曲があるから、たくさん言えます(笑)。マイカが作ってくれた振り付けにもギャンパレポーズがたくさん入ってますし、ギャンパレの集大成、最後にふさわしい曲ですね。
ナルハワールド(以下、ナルハ):元気でポップで明るい曲調ですけど、歌詞はすごく熱いですよね。ギャンパレのことをすごく考えて作ってくださったのが伝わってきて、とても嬉しいです。ガヤがたくさん入っているので、遊び人も一緒に楽しめると思います。
アイナスター(以下、ナス):サビの〈あなたはまだ若い 伸び代しかないわ〉が、すごく好きです。尊敬する大先輩のイナ戦さんに素敵な新曲を書いていただけて、「もっと頑張れる!」という気持ちになりました。ギャンパレが解散したあとのことはまだ実感が湧かないんですけど、私が歌ってるAメロの〈これから始まるドラマは〉〈希望と絶望の日々さ〉は、「いただいたものをこれからも胸に歩んでいこう」と思わせてくれます。
――マイカさんやドクソンさんもおっしゃっていましたが、しんみりした卒業ソングになるかと思いきや、賑やかになっちゃうこの感じ、すごくギャンパレらしいですよね。去年末のZepp Shinjukuも、そうだったじゃないですか。アンコールのMCでミキさんが遊び人に向けて初めて解散について話しましたけど、「ここはみんなの遊び場ですよね?」と問いかけたら静まり返って、ちょっと変な空気になったのが忘れられません。
全員:あははははは!
――でも、あれもすごくギャンパレらしかったです。しんみりして当然の場面なのに、みんなでズッコケて大爆笑したんですから。
月ノ:あの場面を笑顔で終われてよかったです(笑)。
ミキ:はい(笑)。
――あの時、メンバーはもちろん、遊び人とも一緒に和やかな雰囲気を作りましたよね。「みんなと一緒に作ってきた遊び場ってこういうことだよね」と思いました。
ドクソン:予期せぬ笑いが起こりましたけど、それがよかったと思ってます。「絶対に悲しませるだろうな」とずっと心配してた場面で、遊び人もメンバーも笑顔でしたし、ミキ以外は(笑)。
ミキ:私も笑ってたよ!
ドクソン:面白かった?
ミキ:うん(笑)。私が話すと暗くなっちゃう節があるので、それをうまい具合に変えてくれて感謝しています。
――あの雰囲気に通ずるものも感じられるのが、「GANG PARADE SO LONG!!」です。そして、「Plastic 2 Mercy」が新アレンジになりましたね。さまざまな編成で再録してきましたが、今回の“GANG FINALE ver.”で何バージョン目なんですか?
ココ:今回で8です。
――アレンジがMEGさん、バンド演奏がGANG BOYZ。GLAYのHISASHIさんも参加してギターを弾いているという……すごすぎて、どこから話したらいいんでしょうね。
ナス:「Plastic 2 Mercy」は、たぶん今までのライブでいちばん多く歌ってきた曲ですよね。お世話になってきたMEGさん、GANG BOYZのみなさん、HISASHIさんのお力添えをいただいて、作品として円盤に残せるのがすごく嬉しいです。
ナルハ:歌のディレクションを草野(華余子)さんがしてくださって。「今まででいちばんかっこいい自分で歌ってください」と言われたので、最大限にかっこいい私で歌いました。
――かっこいいナルハワールドとして歌う秘訣は?
ナルハ:えっと……「こういう感じでみんな録っていったから」というお話をしていただいたので、負けないように自分なりに頑張ったんです。なので……………………………(小声で)負けないように歌いました……。
全員:あはははははは!
ドクソン:かっこよさを出しきった?
ナルハ:……はい(笑)。