&TEAM、“自身最大”を常に更新する実力と勢い 約束の場所=ベルーナドームへと突き進む逞しい姿

 9人組グローバルグループ &TEAMが、ライブツアー『2026 &TEAM CONCERT TOUR 'BLAZE THE WAY'』を開催中だ。5月13日からスタートした神奈川公演を皮切りに、国内のみならず、海外6都市を含め計13都市を巡る自身最大規模のアジアツアーだ。本稿では5月13日神奈川・Kアリーナ横浜で開催された初日公演の模様をレポートする。以下ライブ内容に詳しく触れるため、ネタバレを避けたい方はご注意願いたい。

 照明が落とされ、いよいよ開演の時ーースモークが立ち込め、スポットライトに照らされたステージ中央、客席側にせり出した先からKがひとり階段を昇り、野性的な表情で登場し会場を沸かせる。後方のバックスクリーンが開き、8人のメンバーが登場し、Kが合流すると「Back to Life (Japanese ver.)」がスタート。黒のレザー衣装に身を包み、炎の特効が放たれる中、火にも負けないエネルギッシュなパフォーマンスで客席を一気に惹きつけた。その後も「Lunatic」「War Cry」ときっちりと揃った群舞に、メンバーそれぞれの印象的な表情で魅せインパクトの強いステージが続く。その熱さに負けじと、LUNÉ(ファンの呼称)もチャントとペンライトで彼らのエナジーの一部となっていった。

EJ
FUMA
K

 今回のツアーは、4月に発売されたEP『We on Fire』の活動と並行して準備してきたとのことで、ほっとした表情を見せるメンバーたち。「2回目のアジアツアー、進化した姿をお見せしたかったけど、LUNÉも進化していますね! ありがとうございます!」とEJは語る。

 ツアータイトル『BLAZE THE WAY』は「誰も歩んできたことのないような道を切り開くという意味」とのことで、「長い旅を一緒に歩みましょう!」と呼びかけ次のセクションへ。

 初披露となった「Rush」はシャープで繊細なコレオ、人数を活かした複雑なフォーメーションと&TEAMの武器が最大限に発揮されたパフォーマンスで魅了。一人ひとりの見せ場がきっちりと決まり、表現力の高さを見せつけた。

 ストーリーを織り交ぜたインターバルのムービーに続いて、黒のシックな衣装に着替えてのパフォーマンスとなった「W.O.L.F. (Win Or Lose Fight)」「Under the skin」など、終始ブレることのないダイナミックなダンス&ボーカルで、楽曲の世界観を見事に表現。客席により近いステージでのパフォーマンスは迫力満点だ。

 初ミリオン達成シングルのタイトル曲「Go in blind(月狼)」はファーアイテムのついた衣装で登場。赤いレーザーライトが差し込まれる中、細かいステップと目隠しを使ったステージングで観客を引き込み、会場の雰囲気をがらりと変えた。

NICHOLAS
YUMA
JO

 最新EPに収録された「Bewitched」も印象深いパフォーマンスだ。まだまだ途切れることのないエネルギーが、ここに来てまた一段上昇したような熱いステージ、スポットライトが一つずつ消えていき退場するまで、音楽と9人が共鳴し合って物語を紡いでいるようでもあった。

 コンセプチュアルなステージが続いたかと思えば、個性の光るカジュアルな衣装に着替えて始まった「ホットライン」では、まったく違う表情を見せる。「まだまだ声出せますか!」と客席のLUNÉを煽り、笑顔で手を振る。LUNÉもメンバー自身が作ったというサビ部分の振り付けを完璧にこなし、「青嵐 (Aoarashi)」でもさわやかなシンガロングで会場の一体感は増していく。続く「オオカミ系男子」ではポップな曲調に合わせ垣間見せるキュートさや、笑顔に歓声が上がった。スマホからイントロを流して次の曲を決める、という茶目っ気たっぷりの演出で始まった「MISMATCH」では柔らかいムードの中、メンバーそれぞれがカメラに向かってリラックスした表情を見せた。

HARUA
TAKI
MAKI

 一体感を見せた「ホットライン」について「始まるときの声がすごかった!」「振りみんな完璧だった!」と振り返り、「ここまでずっと踊ってきたけど、一つの作品として楽しんでもらえたら嬉しいです」「LUNÉの反応を見てると、僕たちがんばった甲斐があるんじゃないかと思います」とここまでのステージに充実した表情を見せ、今回新しく作ったという色とりどりのカスタムマイクを紹介する時間も設けられた。

 続いての「五月雨 (Samidare)」では、ライブ終盤にもかかわらずさらに気迫あふれるパフォーマンスが繰り広げられ、ボーカルも伸びやかに会場へ広がっていく。「Heartbreak Time Machine」では階段状に変形したせり上がりに腰掛けながら、情緒たっぷりに歌い上げ会場のLUNÉを魅了。さらに「十五夜 (Jyuugoya)」「雪明かり (Yukiakari)」とステージは進んでいく。

 本編最後の楽曲は、最新EPのタイトル曲でもある「We on Fire」。赤い照明が会場を包む中、よりパワフルにその熱を客席へと広げていった。

 本編が終わるとすぐに&TEAMコールが巻き起こる。シンガロングコーナーでは、会場中のLUNÉが大合唱とチャントで盛り上げた。

 アンコールは撮影OKの案内がなされた後、これまでのツアーの風景が次々と映し出され会場が歓声に包まれる中、2026年9月5、6日に初の単独ドーム公演『2026 &TEAM CONCERT TOUR 'BLAZE THE WAY' ENCORE in BELLUNA DOME』が埼玉・ベルーナドームで行われることが発表された。

 歓喜の声が巻き起こる中、メンバーたちが再登場。アンコールの1曲目は「Run Wild」だ。メンバー自身がそれぞれイラストを描いてアレンジしたというツアーTシャツにデニム姿でアリーナへ降り立ち、客席のLUNÉとコミュニケーションを取る。ファンサービスをしつつ、曲の途中ではLUNÉを巻き込んだダンスバトルも行われ、9人とLUNÉの和やかなワンシーンが繰り広げられた。

 最後の挨拶では、初の単独ドーム公演についてKは「LUNÉ、約束守りました!ちゃんと有言実行しました!」と昨年のファンミーティングで約束した夢のドーム公演を叶えた喜びを爆発させた。「規模が少しずつ大きくなっても、最初に夢を抱いていたときの気持ちを忘れずに丁寧に努力していきたい。デビュー当初から変わらず、音楽に真摯なグループにこれからも成長していきたい。長く応援してください。ずっと一緒にいましょう!」と未来に向かってまた新たな絆を結んだ。

 桜が舞い散る映像をバックに「桜色Yell」でLUNÉにエールを送り、『紅白歌合戦』でも披露された「FIREWORK」で&TEAMらしさ全開のフォーメーションダンス、力強いダンス&ボーカルで締めくくり、最後はステージ中央で挨拶。「帰っちゃうよ?」とLUNÉに呼びかけると、大きな&TEAMコールが巻き起こりダブルアンコールへ。

 客席のLUNÉに照明が当たる中で披露された「Feel the Pulse」では、充実した時間の終わりを惜しむように会場中がボルテージを上げる。この日最後の曲は「チンチャおかしい」。「最後みんなで叫びましょう!」とLUNÉと笑顔を交わしながら初日公演の幕が下りた。

 2時間半、変わることなく迸るエネルギーを感じられた。9人が群れとなって一つの世界観を創り上げていく、彼らにしか成し得ない特別なチームワーク。この先、その情熱とチームワークはどんなアートを紡ぎ出すのだろうーー前人未踏の道を切り開いていく&TEAMが、早くも楽しみになった公演だった。

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