EXILE B HAPPY「最高以外言葉が無い」――子どもたちの背中を押すステージ 小島よしおも駆けつけたイベントレポ

 「音楽とダンスで子どもたちの夢を応援!」をテーマに掲げ、LDHキッズエンタテインメント「KIDS B HAPPYプロジェクト」から誕生したユニット EXILE B HAPPY。そのイベント『EXILE B HAPPY SHOW 2026 〜かぜのふね〜』が、5月6日に東京・立川ステージガーデンにて開催された。

 EXILE B HAPPYは、リーダーであるEXILE TETSUYA自らがグループの垣根を越えてメンバーを集め、ボーカルに吉野北人、中島颯太、パフォーマーに小森隼、浦川翔平、木村慧人で結成。今年から中務裕太、岩谷翔吾が仲間入りし、8人体制となってパワーアップした。

 今回のイベントではEXILE NESMITHが友情出演したほか、子どもたちの間で絶大な人気を誇るお笑い芸人・小島よしおがサプライズ登場し、コラボ楽曲「EXILE B おっぱっぴー 〜風の船〜(feat.小島よしお)」をライブ初披露。“明日から使えるショートコント”も披露されるなど、音楽・ダンス・お笑いの最強コンボで、子どもも大人も笑顔にさせた。

 会場では大道芸人によるパフォーマンスが行われたほか、ロビーにはキッズ用の遊具スペースやフォトスポットが設置され、スタンプラリーも開催された。開演前から家族で楽しめる施策が各所に用意されており、イベント全体が一つの大きなアトラクションのような雰囲気となっていた。“EXILE B HAPPY”によるライブステージは、「ワンダーヤード」と呼ばれる夢の世界に行くために必要な宝箱を開ける、8つの鍵を集めるというストーリーに沿って展開された。導入のお芝居パートからEXILE NESMITHが紙芝居のおじいさん役で登場し、十連けん玉にチャレンジしたことでも会場を沸かせた。

 ライブは爽やかなメロディーが秀逸な“EXILE B HAPPY”オリジナル曲「MORNING SUN」でスタート。 “B HAPPYS”(キッズ含むサポートダンサーたち)とともにダンスパフォーマンスを繰り広げる。続く「Choo Choo TRAIN」(EXILE)では、お馴染みのロールダンスで会場を沸かせ、メンバーは客席に降りて手を振ったりハイタッチするなどのファンサービスでも楽しませた。

 冒頭から会場が一体となった盛り上がりに、「3公演目にしてマックスきてます!」とうれしそうなTETSUYA。新メンバーの中務は「僕たちも力を振り絞って皆さんを笑顔にします。最後まで盛り上がっていきましょう」とコメント。同じく岩谷は「THE RAMPAGEでは観られないオレンジの衣装」や「THE RAMPAGEでは観られない笑顔」など先輩に茶化されながら、会場と〈イエーイ!〉と何度もコール&レスポンスをして挨拶代わりに笑顔の交換をした。

 DJ Sho-heyによるDJコーナーでは、会場をディスコに見立ててLDHグループのヒット曲をノンストップでつなぎ、「ki・mi・ni・mu・chu」(EXILE)では〈一日中、全然頭から離れない〉の手振りのダンスを会場全体で楽しんだほか、客席に現れた巨大風船に向かって、子どもたちが楽しそうに手を伸ばす様子もあった。

 会場に隠された鍵を探すという展開では、メンバーが客席のあちこちに現れ観客は大興奮。途中エネルギー切れになった“ゆたロボ”(中務)に、観客がスティックバルーンを振ってシャカシャカ鳴らしてエネルギーを充填するゲーム展開に発展するなど、子どもも大人も全員参加で楽しめる趣向がイベントの随所に散りばめられていた。

 「僕たちの特技で鍵をゲットしよう」と、パフォーマーチームは個性あふれるダンスを繰り広げて会場を沸かせた。浦川はバク転などアクロバティック、木村は大人なしっとり系、中務はロボットダンス、そして浦川と岩谷がコラボで魅せるシーンもあるなど、多様性あふれるパフォーマンスの数々に客席からの歓声が鳴り止まない。さらに「Y.M.C.A.」では観客を巻き込み、体でアルファベットを作るポーズを思い切りやる“全力YMCA”で会場を一つにした。

 ボーカルチームの吉野と中島は一転、しっとりとしたピアノに乗せてEXILEの「僕へ」をカバー。「皆さんの応援と笑顔が幸せです」(吉野)、「自分自身へのエールとして受け取ってほしい。心を込めて届けます」(中島)とそれぞれコメントし、スモークがたちこめる雰囲気満点のステージを披露した。観客はビジョンに映し出される、真っ直ぐで前向きな歌詞を見ながら2人の優しくて温かい歌声に耳を傾けた。

 MCでは「イメージしていたものより何倍も楽しい景色。皆さんと過ごす時間が最高にハッピー。最高のGWになった」と小森。浦川は「楽しみ過ぎて、子どもたちとやりたいことをたくさん考えて来た」と言って一発ギャグダンスを披露。木村はお馴染みの「10ケイちゃん」を観客と叫んでポーズを決め、それに触発された吉野は「安全よしのー!」と約5年ぶりに持ちネタを叫んで会場を大いに沸かせた。

 鍵を全てゲットし宝箱を開けると、そこから出て来たのは“かぜのふね”(飛行船)。それに乗って夢の国 ワンダーヤードに向かうことになった一行。そのテーマソングとも呼ぶべき「EXILE B おっぱっぴー 〜風の船〜(feat.小島よしお)」のイントロが流れると、スペシャルゲストの小島よしおがサプライズ登場し、会場が笑いと興奮に包まれた。軽快なビートに乗せ、小島と一緒に〈笑顔でおっぱっぴー!〉と大合唱、〈そんなの関係ねぇ!〉と一緒に地団駄ダンス。出演の感想を聞かれ、「緊張した。“そんなの関係ねぇ!”がヒットしたのは19年前。みんな(子どもたち)のパパ・ママが小学生くらいの時じゃないかな」と、ギャグが世代を越えて愛されていることにうれしそうな小島。メンバーから「大爆笑を取らないと帰れません」と無茶振りされると、“明日から使えるショートコント”と題して持ちギャグの“うぇ〜い!”を取り入れた「視力検査」を披露。「左、右、うぇ〜い!」で、見事大爆笑を勝ち取った。

 そのほか、サン宝石のキャラクター“ほっぺちゃん”が登場した「Hope & Jump (feat. Crystal Kay)」や、「Got Boost?」(FANTASTICS)での“ガヴガヴダンス”も見どころとなった。EXILE NESMITHを呼び込んで披露したパーティーチューン「Going Crazy」(EXILE THE SECOND)ではタオルを回しながら〈Put your hands up〉と歌って会場を盛り上げ、「銀河鉄道999」(EXILE)では「最後にみんなで一つになりましょう」と呼びかけて、会場に大きなウェーブを巻き起こした。

 残すところあと2曲というところで、「僕らにとって大切な曲。夢や愛や幸せの思いを込めて届けます」と吉野。大事なところで子どものかわいい声がかぶってしまうハプニングもあったが、「そうだよね、終わるの寂しいよね」と優しく子どもに声をかけてフォローした小森はさすがだ。そうして歌った「BE HAPPY」では、子どもの成長を見守る優しい眼差しと、夢に向かう背中を押す力強さをプリミティブなビートに乗せた。躍動感がありながら、優しさや温かさを感じるダンスも非常に感動的だった。

 最後は「HAPPYな思い出を家に持ち帰ってほしい」と撮影OKにし、メンバーと小島よしお、NESMITHが客席に降りて、「EXILE B おっぱっぴー 〜風の船〜(feat.小島よしお)」を再び。さらに中島の「NESMITHさんのけん玉、リハでは4回成功していましたよね?」とのパスを受け、けん玉泣きの1回チャレンジを行ったほか、小島の「勉強も復習が大事なので」とのコメントで、「視力検査」をみんなでもう1回。

 大興奮の中でイベントが終了すると、感無量といった様子で「最高以外言葉が無い」とTETSUYA。「夢とか将来何になりたいとか、今はまだ分からなくても、勇気の鍵は必ず自分の心のなかにあります。僕たちは、どうやったら子どもたちの背中を押してあげられるか考えて、このエンターテインメントを作りました。またお越しいただけたらうれしいです」と再会を願う言葉で締めくくった。

 “かぜのふね”の次なる目的地として、8月1日・2日にEXILE B HAPPYの単独ライブ『EXILE B HAPPY SHOW 2026 ~ワンダーヤード~』を東京・お台場で開催。さらに10月14日にはEXILE B HAPPYとして初のアルバム『WONDER YARD』をリリースする。

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