BMSG TRAINEE ソロインタビュー Vol.2:RYOMA「報われるまで努力する」 “本当の居場所”を見つけた17歳の現在地

 BE:FIRST、MAZZELに次ぐ、3つ目のボーイズグループを誕生させるべく行われた、BMSGによるオーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』。その参加者でもあった面々が多く揃った今のBMSG TRAINEEは、最強の原石が揃っている。その強さとは、一体何なのか、どこからやってきたのか――。

 リアルサウンドでは、3月18日、19日に行われる『BMSG TRAINEE SHOWCASE 2026 〜 Graduation Party for REN, YUTA, RAIKI, TAICHI, and ISANA 〜』を記念して、出演するBMSG TRAINEE 18名のソロインタビュー連載をスタートさせる。まっすぐに自分の理想を追い求めて、今この瞬間もひた走っているこの若き才能たちに、リアルサウンドは全力でベットしたいと思う。

 第2回目に登場するのは、RYOMA。中学2年生の時に観た『THE FIRST』が、彼にBMSGが“自分の居場所”だと感じさせた運命の瞬間だったという。BMSGに夢を見て、その憧れを現実のものとして、ひたすらにまっすぐに突き進むRYOMAは、今何を思い、どんな日々を過ごしているのか。そして、どんなふうに“RYOMA”という人間=自分自身を見つめているのか――。穏やかに、正直に、まっすぐに、彼は話をしてくれた。『THE LAST PIECE』に映し出されたRYOMAの姿は、抜群の身体能力とセンスでチームを導く、光のような空気を纏っていた。その印象はこうして直接話を聞かせてもらってもまったく変わらず、一つひとつの言葉を丁寧に紡ぐ姿が頭に残っている。他者に伝えるためにはどうしたらいいのか、何をどのようにすれば伝えることができるのか。それをしっかり理解し、大事にしている人なのだとあらためて思う。RYOMAという人物そのものを映し出すインタビューになった。(編集部)(火曜日・木曜日更新予定/全18回)

【BMSG TRAINEE】第2弾:RYOMA 60秒自己PR

嵐への憧れ、『THE FIRST』で感じた「ここしかない!」という直感

――まずは生年月日から教えてください。

RYOMA:2008年8月6日生まれの17歳、高校2年生です。

――RYOMAさんのいちばん古い記憶は何ですか?

RYOMA:保育園で友達とドッジボールをしていた時の記憶ですかね。体操教室に通っていたので、格好つけて側転でボールを避けたりしてました。「側転できる俺、かっこいいな」って(笑)。

――ははははは。小さい頃からスポーツ万能だったんですね。

RYOMA:体操は得意ではあったんですけど、運動神経自体は普通だと思います。でも、身体を動かすことは好きで、アクティブなタイプではありましたね。地元が長野県の田舎のほうだったので、近所で鬼ごっこをしたり、空き地で野球をしたりして、友達とよく遊んでました。

――地元の友達といる時のRYOMAさんは、どんな感じなんでしょうか。

RYOMA:めっちゃいじられキャラだと思います。数学の授業で指名されて、問題が解けなかったら「一発ギャグします!」って言って、自ら滑ったりしてます(笑)。

――クラスの中心にいる元気な男の子ですね(笑)。いちばん最初に抱いた将来の夢が何だったか、覚えていますか?

RYOMA:最初は仮面ライダーでした。そのあとは、テレビで流れていた嵐さんの映像をよく観てたんです。だから、同じ事務所に入りたいと思ったのが次の夢でしたね。歌って踊ってる姿はかっこいいし、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)とかのバラエティ番組に出てるのもよく見てたんですけど、すごく面白いし、本当に憧れの存在でした。中学2年生くらいの時に『THE FIRST』でBE:FIRSTさんを見て、「ここしかない!」って思って。お母さんに「受けてみれば?」と背中を押されたこともあって、BMSG TRAINEEに応募しました。

――『THE FIRST』を観て、どんなところに惹かれましたか?

RYOMA:とにかく唯一無二な感じがして。新しい風が吹いた、みたいな感覚かな。もちろん生歌だし、ダンスもすごいし、「こんなアーティストがいるんだ!」って衝撃を受けましたね。「自分もBMSGで頑張りたい」と思って、ダンスや歌を本格的に習い始めて。

――それまで歌やダンスの経験はなかったんですか?

RYOMA:小学生の時は、合唱部に入っていました。授業参観で科目を自分で選んで発表する時間があったんですけど、僕だけ音楽を選んで、みんなの前でひとりで歌ったんです。そしたら、合唱部の先生にスカウトされて(笑)。ほかの部員はみんな女子で、男子は僕ひとりだったんですけど、楽しかった思い出がありますね。あとは、自分の家で歌ってみたり、地方の小さな劇団に入って舞台に出たりしていました。

――本格的にBMSG TRAINEEとしてレッスンを始めてみて、どうでしたか?

RYOMA:最初は大変でしたね。合唱の経験があることもあって、棒読みみたいな歌い方になってしまうことも多かったんですけど、いろいろな曲を聴いていくうちに、アーティストっぽい歌い方もだんだん掴めてきました。

――BMSG TRAINEEとして所属してからは、BMSGはどんな印象ですか?

RYOMA:入れて本当によかったと思ってます。「一生分の運を使い果たしたんじゃないかな?」っていうくらい(笑)。すごく恵まれた環境です。とにかく音楽とまっすぐに向き合えています。もちろん悔しい時もあるんですけど、課題曲の発表が終わった時の達成感や上手くパフォーマンスできた時の嬉しさをちゃんと感じられています。

――『THE LAST PIECE』には、どんな意気込みで臨みましたか?

RYOMA:やっぱり、デビューしたい気持ちがいちばん強かったです。それ以外なかったし、「やるしかない」という気持ちで挑みました。でも、正直に言うと、審査前や練習中もすごく不安で……僕、ずっと自信がなかったんですよ。今振り返ると、不安なままで終わっちゃったなっていう印象があります。

[THE LAST PIECE 2nd Round] RYOMA (歌唱) / ナナイロホリデー

――どんなところが不安でしたか?

RYOMA:ラップが不安だったんです。歌はずっとやってきたけど、ラップの経験はゼロだったから、オーディションで急にやることになって、「これはヤバいぞ」と。でも、やらなきゃあとがないぐらいの気持ちでなんとか食らいついていけたので、今振り返ってみると経験できてよかったなと感謝しています。

――今は、ラップに対する思いは変わりましたか。

RYOMA:変わりましたね。得意ではないけど、「やってみたい」と思うようになりました。新しい扉がひらいた感じはすごくあります。(『THE LAST PIECE』が)僕の選択肢を増やしてくれたんだなと思っています。

――『THE LAST PIECE』でいちばん嬉しかった思い出は?

RYOMA:審査前日に参加者全員で温泉に行ってリフレッシュすることになったんですけど、「練習が足りないから自分は行けないな」と思ってひとりでひたすら練習して、追い込まれて泣いちゃった時があったんです。でも、HALくんとAOIくんがそばにきて、練習に付き合ってくれて。本当にかけがえのない時間だったなと思います。ふたりが気持ちを明るくしてくれたおかげで、練習もとてもいいものになりました。

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