AiScReam ソロインタビュー Vol.1:大熊和奏「これは当たり前じゃない」 「愛♡スクリ~ム!」のバズを経た大きな変化
『ラブライブ!シリーズ』の“みんなで叶える物語”を広げていきたい
――「愛♡スクリ〜ム!」がヒットした2025年を、改めてどう受け止めていますか?
大熊:自分が想像していなかった未来に連れていかれた、という感覚に近いです。Liella!として活動する中で、いわゆる“かわいい”ジャンルを軸に歩んできたわけではなかったので、自分の中では大きな変化というか、「まさかこうなるんだ」という驚きもありました。同時に、ありがたい環境の中にいさせてもらえた1年だったとも思います。規格外の出来事が起きていることを忘れず、これを当たり前だと捉えないようにしたいなという意識は常に持っていました。そして、負荷やプレッシャーがかかるほど“願いが叶う”ように見えるのが、『ラブライブ!シリーズ』のすごさでもあると感じていて。期間限定という条件を抱えた中で、ここまで届いたこと。その過程を通して、自分たちの力だけではどうにもならないものを、応援してくださる皆さんと一緒に形にしていくコンテンツなのだと、改めて実感した1年でもありました。
――反響を受けて、日常の意識や習慣で変わったことはありますか?
大熊:語彙力や知識の面でも、意識が変わりました。降幡さんと大西(亜玖璃)さんのトーク力が本当に豊かなので、自分が知らない単語が出てきたりすると、なんとなく会話に入りづらくなってしまうことがあって。だからこそ、時事的な話題や流行しているものを普段から少しずつでも吸収しておきたいと思うようになりました。自分だけで完結している仕事ではなく、背後にたくさんの方が関わってくださっている。そういうことを自覚した上で言葉を選ばなきゃいけないな、という反省もあります。それと、TikTokのアプリを入れて、猫の動画や笑い方をタイプ別に分けたものが流れてきたりして面白いんですけど、気づくと時間が溶けちゃうんです(笑)。トレンドに触れる入口としてはすごく便利なので、上手く距離感を取りながら使っていきたいですね。
――楽曲にちなんで、今一番愛を叫びたいものやことはありますか?
大熊:耳かきです! 黒綿棒を常備していて、気になるとついケアしたくなっちゃうんですよ。やりすぎはよくないとわかっているんですけど、なかなかやめられなくて(笑)。耳かきの動画を見るのも好きで、最近はカメラ付きの耳かきを買うか迷っています。ちょっと恥ずかしいんですけど、今一番好きを叫びたいものは、耳かきです!
――今後、AiScReamとして挑戦してみたいことはありますか?
大熊:可能な限り、活動は続けていけたらと思っています。期間限定と聞いてはいるんですけど、実際どこまで続くのかはまだわからない部分もあって。あとは〈何が好き?〉の掛け合いも、まだシリーズの中で参加できていない子がいるんですよね。『ラブライブ!シリーズ』15周年という流れもありますし、もしシリーズのスペシャルイベントが実現するなら、AiScReamとしてみんなで何か形にできたら嬉しいです。私たちの軸は、AiScReamそのものを大きくすることだけじゃなくて、『ラブライブ!シリーズ』全体を広げて、盛り上げていくことだと思っているので。AiScReamをきっかけに知ってくれた方に、「この作品もどうですか」と渡していけるような存在になれたらいいなと思っています。次の楽曲に対する期待が高まっていることももちろん感じているので、制作してくださる皆さんにとっても、私たちにとっても大きな挑戦になると思うので、前と同じものを無理に目指すのではなくて、そのときの自分たちにできる形で、丁寧に向き合っていけたらと思っています。
――最後に『ラブライブ!シリーズ』を応援してくださっている方と、「愛♡スクリ〜ム!」で知ってくださった方、それぞれにメッセージをお願いします。
大熊:この1年に起きたことは、きっと応援してくださる皆さんにとっても想像を超える出来事だったかもしれません。私たちは、ずっと応援してくださっている皆さんを大切にしながら、これからも“みんなで叶える物語”を広げていきたいと思っています。引き続き、一緒に歩んでいただけたら嬉しいです!
そしてこの曲をきっかけに知ってくださった方には、まず楽曲を聴いてくださってありがとうございます、と伝えたいです。〈何が好き?〉から始まる会話や、友人と動画を撮る時間など、生活の中に小さな彩りが生まれたなら嬉しいですし、もし興味を持っていただけたなら、何かのタイミングで『ラブライブ!シリーズ』にも触れていただけたらと思います。シリーズにはさまざまな入口があるので、ぜひ無理のない形で楽しんでください!