EXILE TRIBEを継承し、常識を“ぶっ壊す”覚悟ーーNEO EXILE、パーフェクトイヤーへの自信を感じたスペシャルライブ
ここからはボーカル陣による珠玉のバラードが、ららアリーナを包みこむ。遠藤翼空と山本光汰(以上、KID PHENOMENON)は、ステージの左右に立って「クロスロード」を。2人は少しずつ近づいていき、最後には向き合いながら、あふれそうな思いを切なく歌い上げた。花道に集まったWOLF HOWL HARMONYは4人でオーディション時の課題曲「LOVE RED」をアコースティックバージョンで歌唱。歌い終えると、4人は向かい合い、アカペラで美しいハーモニーを聴かせた。白いタキシード姿に着替えたYUHI、AERON、KOTA(以上、THE JET BOY BANGERZ)は、今の季節にぴったりな最新曲「冬のダイアモンド」でしっとりと冬を彩る。メインステージに6人並んだLIL LEAGUEは、スタンドマイクで温かなラブソング「15分」を丁寧に歌いつないだ。
バラードをたっぷりと聴かせたあとは、先述したGHEEの言葉に続き、山田晃大、岡尾真虎(以上、LIL LEAGUE)、夫松健介、岡尾琥珀、川口蒼真、佐藤峻乃介、鈴木瑠偉(以上、KID PHENOMENON)、SHOW、TAKUMI、HINATA、TAKI、NOSUKE、SHIGETORA、AOI(以上、THE JET BOY BANGERZ)の14名からなるパフォーマーによるダンストラック。TAKIと夫松のペアや、岡尾真虎と岡尾琥珀の兄弟ペアなど、グループの垣根を超えたコラボで会場を沸かせたかと思えば、HINATAとSHOWがバク転を、SHIGETORAをバク宙を見せ、鈴木瑠偉とAOIはサイファーのなかでフリースタイルを見せたりと、それぞれのスタイルを惜しみなく見せていく。最後にTAKUMIがひときわスキルフルなダンスで視線を集めると、14人が再びステージに揃い、圧巻のパフォーマンスでNEO EXILEパフォーマーの実力とエナジーを見せつけた。
最後は4組のコラボパフォーマンス。岩城星那、中村竜大(以上、LIL LEAGUE)、AERON、SHOW、TAKUMI、HINATA、AOI(以上、THE JET BOY BANGERZ)、SUZUKI(WOLF HOWL HARMONY)、KID PHENOMENONメンバーによる「存在証明」(KID PHENOMENON)では、岩城と遠藤が向かい合って歌い上げるなど、コラボならでの化学反応により楽曲のパワーはさらに大きくなっていく。
百田隼麻、難波碧空(以上、LIL LEAGUE)、鈴木瑠偉(KID PHENOMENON)、RYOJI(WOLF HOWL HARMONY)、THE JET BOY BANGERZメンバーによる「Hot summer」(THE JET BOY BANGERZ)では、全員がサングラスをかけてパフォーマンス。百田がメンバーを引き連れソーラン節を踊るなど、遊び心いっぱいのステージングにステージも客席も笑顔に。
山田、岡尾真虎(以上、LIL LEAGUE)、遠藤、川口(以上、KID PHENOMENON)、YUHI、TAKI、NOSUKE、SHIGETORA(以上、THE JET BOY BANGERZ)、WOLF HOWL HARMONYは「Bossa Bosa」(WOLF HOWL HARMONY)を。ステージ下で寝ているメンバーを起こしステージに向かうと、寝ぼけ眼で花道に並び、キレキレのダンスを見せるというギャップで盛り上げた。
全員がステージに揃うとラストスパート。「ビビデバビデブー」(LIL LEAGUE)では「ビビデバビデブー」という呪文を使ったコール&レスポンスで一つになり、「Let's Dance」(THE JET BOY BANGERZ)ではステージと花道にずらりと並んだ27人が一斉にゾンビダンスをするという壮観な光景を生み出し、場内のボルテージも最高潮に。「Snakebite」(KID PHENOMENON)では会場を半分にわけてダンス対決、「Pink Flash Lights」(WOLF HOWL HARMONY)では観客のウェーブがさらに楽曲を盛り立てる。「Coloring Book」(LIL LEAGUE)では、この曲が大好きだという夫松が「ネオエグ、最高!」と声を上げ、〈Da Da la… Da Da la…〉と肩を組みながらのステップを踏むフレーズでは、全員が一列に並んで肩を組み、ハッピーなムードで満たされた。
さらに「UNBREAKABLE」(THE JET BOY BANGERZ)、「Okay」(LIL LEAGUE)ではタオルを回して大盛り上がり。〈この先も変わらないように〉〈もっと深くで繋がって〉と歌う「Show U Light」(KID PHENOMENON)では記念撮影が行われ、特別な夜の思い出を残す。そして岩城の「2025年の感謝を込めて」との言葉から、本編ラスト「Higher」(LIL LEAGUE)へ。それぞれのグループの個性を全面に見せつつ、合同ライブならではのコミュニケーションや相乗効果なども生み出した4組が、最後はグループごとに歌い繋ぎ、ファンの合唱と共に感動的なエンディングとなった。
アンコールでは、すでに発表済みのLIL LEAGUEを含め、2026年に4組すべてが全国ツアーを開催することが発表され、LIL Friends、SPINEL KIDS、TEAM JETZ、LOVEREDを喜ばせる。来年への思いを抱いた27人は、最後にEXILE TRIBEの「AKANEGUMO」をパフォーマンス。グループごとに独自の歌詞に変え、EXILE TRIBEとしてのプライドに加え、それぞれの意思とパフォーマンスも改めて刻みつけた。アウトロではYUHIが「これがNEO EXILEです。NEO EXILEのパワーアップした姿をお届けすることができました。最高に幸せな時間でした」、RYOJIが「今年もたくさんライブで皆さんとお会いできてうれしかったです。これからももっともっと成長して来年も再来年も成長した姿を届け続けます。これからも熱い応援をよろしくお願いします」、夫松が「今日のライブ、マジで超超超超楽しかったです! 僕たちだけじゃなく、NEO EXILE世代、もっともっと進化していきます。これからの僕たちをぜひ楽しみにしていただけたらと思います」と、各リーダーが代表して感想を語っていく。最後に、岩城が声を強めて「これからもNEO EXILEについてきてください!」と胸を張り、約2時間半の熱狂のライブを締めくくった。去り際でもカメラに向かってハートマークを飛ばしたり、手を振ったりと、最後までファンとの交流を楽しんで、NEO EXILE4組、総勢27人によるステージは幕を下ろした。
公演前に行われた囲み取材で、LDH PERFECT YEAR 2026および来年のツアーへの意気込みを語っていたメンバー。さっそく1月から『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 “Wonder Island”』が始まる岩城は「パーフェクトイヤー最初のツアーを担わせていただくので、EXILE TRIBE、さらにはLDHの名に恥じないようなグループになれるように精進していきたい」と気合を入れ、過去のパーフェクトイヤーはサポートダンサーとして参加していたという夫松は「同じようなメンバーがKID PHENOMENONにはいるので、EXILE TRIBEの一員として盛り上げられることへの感謝も込めつつ、自分たちの成長や気合を届けられるように全力でがむしゃらに駆け抜けていきたい」と闘志を燃やす。
初のホールツアー『THE JET BOY BANGERZ LIVE TOUR 2026 ~JET BANGIN'~』が決定したTHE JET BOY BANGERZのYUHIは「着実に自分たちもステップアップしているのを感じているし、ワクワクも感じながら、さらに多くの人に感動を届けたり、皆さんの活力になれるようなライブにしたい」と意気込み、2026年冬にツアーが控えているWOLF HOWL HARMONYのRYOJIは「来年はもっとさらにギアを上げて、日本、そして境界線はなく世界に向けても音楽をこれからもともっともっと届けていきたい。音楽の力を信じて、パーフェクトイヤーを精一杯盛り上げていきたいと思います」と語った。NEO EXILEの存在が、EXILE TRIBEをさらに大きく押し上げていくパーフェクトイヤーとなりそうだ。
■公演情報
・KID PHENOMENON『KID PHENOMENON LIVE TOUR 2026 "KIDS00’s"』
D7SCOVERを経て見つけた、僕たちの可能性。
進化を続ける僕らの今を見届けて。
公演日程
7/11(土) 岐阜・岐阜club-G 開場16:15/開演17:00
7/19(日) 広島・広島クラブクアトロ 開場15:15/開演16:00
7/20(月・祝) 山口・周南RISING HALL 開場15:15/開演16:00
7/25(土) 新潟・新潟LOTS 開場15:30/開演16:30
8/2(日) 北海道・cube garden 開場15:15/開演16:00
8/9(日) 京都・京都FANJ 開場15:15/開演16:00
8/15(土) 宮城・仙台RENSA 開場15:45/開演16:30
8/16(日) 岩手・盛岡 CLUB CHANGE WAVE 開場15:30/開演16:00
8/29(土) 静岡・SOUND SHOWER ark 開場15:45/開演16:30
9/3(木) 愛知・ダイアモンドホール 開場17:15/開演18:00
9/5(土) 大阪・GORILLA HALL OSAKA 開場15:30/開演16:30
9/6(日) 大阪・GORILLA HALL OSAKA 開場14:00/開演15:00
9/12(土) 熊本・熊本B.9 V1 開場16:00/開演16:30
9/13(日) 福岡・DRUM LOGOS 開場15:15/開演16:00
チケット代金
全自由 8,250円(チケット代 7,500円+税)
※整理番号付き・入場時ドリンク代別途
詳細はこちら:https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/40358/
・THE JET BOY BANGERZ『THE JET BOY BANGERZ LIVE TOUR 2026 〜JET BANGIN'〜』
デビューから挑戦を重ね、進化し続ける
THE JET BOY BANGERZ
いま、初のホールツアーで新たなステージへ――
公演日程
7/2(木) 広島・広島文化学園HBGホール 開場17:45/開演18:30
7/12(日) 福岡・福岡市民ホール 開場16:15/開演17:00
7/14(火) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール 開場17:45/開演18:30
7/17(金) 静岡・アクトシティ浜松大ホール 開場17:45/開演18:30
7/29(水) 大阪・グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場) 開場17:30/開演18:30
8/20(木) 宮城・仙台サンプラザホール 開場17:45/開演18:30
9/6(日) 新潟・新潟県民会館 開場16:15/開演17:00
チケット代金
全席指定9,350円(チケット代 8,500円+税)
詳細はこちら:https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/40365/
・WOLF HOWL HARMONYPWOLF HOWL HARMONY LIVE TOUR 2026』
2026年 冬 開催決定!!
詳細は後日発表
・LIL LEAGUE 『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 “Wonder Island”』
公演日程
1/15(木) 大阪・オリックス劇場 開場17:30/開演18:30
1/21(水) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール 開場17:30/開演18:30
1/30(金) 福岡・福岡サンパレス 開場17:30/開演18:30
チケット代金:全席指定9,350円(チケット代 8,500円+税)
詳細はこちら:https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/37958/