山田涼介、完璧さとは裏腹な“隙”の魅力 『ANN』ソロレギュラーはいじられ体質が発揮される場に?

 Hey! Say! JUMPの山田涼介が、11月8日より初のソロラジオレギュラー番組『山田涼介のオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)をスタートさせる。放送時間は毎週土曜日19時から21時まで。2025年11月から2026年3月までの5カ月限定でオンエアされる予定だ。

 山田と『オールナイトニッポン』といえば、今年4月21日に特別番組として放送された際、「またこのチームで集まりたい」という山田とスタッフの思いが叶う形で、レギュラー化が決定したという。そんなエピソードに改めて山田の人望と信頼関係の厚さを感じさせる。

 山田といえば、誰もが認めるトップアイドル。Hey! Say! JUMPとしての活動はもちろんのこと、今年はソロアーティストとしてリリースしたアルバム『RED』と共に、6都市20公演に及ぶアリーナツアーを成功させたことでも話題に。また、“LEO”名義でプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」に加入するなど、活動の幅を広げ続けている。そんな多忙を極める日々においても、ラジオで「体調やビジュアルの管理も含めてプロでありたい」と語るなど、エンターテイナーとしての矜持をのぞかせる。

 ビジュアルもプロ意識も完全無欠に見える山田。一方で、思わずツッコミたくなる“隙”があるのも魅力のひとつだ。たとえば、最近ハマっていることを聞かれ「爬虫類」と答える一幕も。自宅にはなんと17匹ものヤモリがいるという。リスナーから「さすがに引きます。怖くないですか?」とメールが届くと、「引くなよ!」と即座に反論。さらに「ちゃんとケージに1匹ずつきれいに収まってますから」と真摯に説明するのだが、きっとリスナーが怖がっているのはそこではないはずと微笑ましく感じた。

 完璧なルックスとストイックな姿勢の裏に、こんな“人間らしさ”を見せるところが、山田の愛される理由なのだろう。そんな山田の人間味溢れる部分を愛でるという意味では、リスナーとリアルタイムでやり取りを繰り広げることができる生放送のラジオはピッタリだ。

 振り返れば、Hey! Say! JUMPの活動や、嵐の二宮和也が立ち上げたYouTubeチャンネル『よにのちゃんねる』においては、自由なメンバーのペースに巻き込まれていく山田の姿が、視聴者たちを楽しませてきた。

#472【世代!!】昭和平成令和な日

 11月5日に公開された動画「#472【世代!!】昭和平成令和な日」でも、そうした一幕は健在。動画の企画はそれぞれの時代に流行った言葉の意味を当てるというものだ。山田は平成の流行語「MK5」を出題されると、まったく検討がつかないと困り果てる。そんな山田に、「マジでキレる5秒前」という正解を確信した二宮が「この中で一番そういう状況に陥ってる」とヒントを出すのだった。

 すると、山田は「マジでかっこいい平成5年」と大真面目に解答。「マジでかっこいい」を本気で目指している山田だからこそ成立する答えではあるが、それを一つの照れもなく言い切るところが清々しい。対して「平成5年」は、本当に意味がわからない。そんな“抜けてる“部分が愛くるしいのだ。

 さらに、正解を知るやいなや二宮に、「ねえ、ちょっと待って。俺この状況にそんなになんないっすよ!」と反論するも、「なってるよ、今も!」と即ツッコミを受ける。“愛される隙“を象徴するやりとりだった。

 こうした“ナチュラルなイジられ体質”を見逃さず、イジったり、畳み掛けたりという役目を、ソロラジオではリスナーが担うということだ。メールを通じて、彼を笑わせ、時に翻弄する……そんな双方向の関係が生まれるだろう。

 そう考えると、毎週の生放送が山田の愛しいポイントをリスナー総出で引き出していくビッグプロジェクトに思えてくる。さあ、これまでも様々な顔を見せてきた山田のまだ見ぬ新たな魅力を開拓することができるのか。これは、山田のチャレンジでありながら、山田を愛するファンの腕の見せどころと言えそうだ。

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