Snow Manならではの中毒性&対応力 『Mステ』『CDTV』『ナイナイミュージック』……異なる表情で魅せたパフォーマンス
11月5日、Snow Manが5thアルバム『音故知新』をリリースした。発売初日売上は80.4万枚で、11月4日発表の「オリコンデイリーアルバムランキング」で1位を獲得(オリコン調べ/※1)。注目度の高さ、Snow Manの人気ぶりが伝わってくる。
そんな『音故知新』は、リリースの約1カ月前から少しずつ収録曲を解禁してきた。10月5日にはリード曲「TRUE LOVE」、13日には「BOOST」、25日には「悪戯な天使」を先行配信。MVが公開されている楽曲もあり、直近で出演した音楽番組ではパフォーマンスも披露してきた。いずれも好評で、11月15日からスタートするツアー『Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON』でのパフォーマンスにも期待が募る。そこで、改めて音楽番組でのステージをもとに、アルバム収録曲のパフォーマンスの魅力を考えてみたい。
「悪戯な天使」「TRUE LOVE」はテレビ初披露も話題に
まずは、「カリスマックス」。同曲はアルバムリリースが告知される前、8月25日に初のデジタルシングルとしてリリースされた楽曲だ。以降、音楽番組で度々パフォーマンスされ、直近では11月5日放送の『週刊ナイナイミュージック』(フジテレビ系)で披露された。一糸乱れぬパラパラを見せたかと思えば、思い思いに120%の力で踊っているパートもあり、中毒性の高さを存分に発揮。また、10月24日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でも披露し、キレキレのパラパラダンスで番組を盛り上げていた。
そして、先述した『ミュージックステーション』では、オープニングに「悪戯な天使」をテレビ初披露。「カリスマックス」とはまったく色の異なる、シックなパフォーマンスを見せた。同曲の振り付けはメンバーの岩本照が担当。流動的な動きとしっかり止まって見せるシルエットにはしっかりとメリハリがあり、思わず見入ってしまう。「悪戯な天使」は岩本が主演を務めるドラマ『恋する警護24時 season2』(テレビ朝日系)の主題歌になっているが、前作の主題歌であった「LOVE TRIGGER」を彷彿させる振り付けも。岩本ならではの遊び心も加わっていた。
11月3日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)では、オープニングライブとして「TRUE LOVE」をテレビ初パフォーマンス。笑顔の多い雰囲気の中、カメラにアピールをしたり、メンバー同士でワチャワチャしたりと、キラキラした楽曲を全身で表現していた印象だ。観ていて楽しい気持ちになってくるのは、楽曲のパワーだけでなくメンバーたちの表現力があってこそだろう。自由気ままに動きながらパフォーマンスしている姿からは、メンバーの仲の良さも伝わってきた。